TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラム
WRC 第6戦 サファリ・ラリー・ケニヤ
勝田貴元、2年連続で伝統のサファリ・ラリーの表彰台に立つ
概要/Outline
TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムに参加中の勝田貴元が、6月23日(木)から26日(日)にかけて、ケニアのナイバシャを中心に開催された、2022年FIA世界ラリー選手権(WRC) 第6戦「サファリ・ラリー・ケニア」に、コ・ドライバーのアーロン・ジョンストンと共に出場。ハイブリッドラリーカー、GR YARIS Rally1で伝統のグラベル (未舗装路) ラリーを力強く戦い、総合3位でフィニッシュ。昨年のこのラリーで総合2位を得て以来となる、キャリア2回目の表彰台を獲得しました。
19年ぶりにWRCのカレンダーに復帰した昨年の2021年大会よりもさらに過酷なコンディションとなり、勝田選手もトラブルでスロー走行していた前走車のダストで視界を奪われたり、大きな石が多く転がる荒れた路面でタイヤにダメージを受けたりしてタイムを失いました。
最終日、26日の日曜日は、総合2位のエバンス総合4位のオジエともタイム差が大きく開いていたため、勝田は確実性の高い走りに徹し、総合3位でフィニッシュ。昨年の総合2位には及びませんでしたが、伝統のサファリ・ラリーでキャリア2回目となる表彰台フィニッシュを果たしました。その結果、勝田はドライバー選手権で3位にポジションアップ。またコ・ドライバーのジョンストンはWRC初ポディウムを獲得しました。
勝田が総合3位に入ったことにより、トヨタは1993年のサファリ・ラリー以来となる1-2-3-4フィニッシュを達成。勝田は偉業達成においても重要な役割を果たして2度目のサファリ・ラリーを戦い終えました。
TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムのパートナーとして、勝田号にブレーキ製品を供給するエンドレスも、ダカールラリー同様「フェシュフェシュ」な細かい砂の影響を受けながらも安定したブレーキ性能を発揮できたことを誇らしく思います。
WRC次戦は、7月14日から17日にかけてエストニアで行われるハイスピード・グラベル・ラリー第7戦「ラリー・エストニア」です。
ラリーの詳細については、チームの公式ウェブサイトをご覧ください。
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