WRC 第6戦サファリ・ラリー・ケニア
優勝のロバンペラにエバンス、勝田、オジエと続き、
トヨタは29年ぶりとなる1-2-3-4フィニッシュを飾る
概要/Outline
6月26日(日)、2022年FIA世界ラリー選手権(WRC)第6戦 サファリ・ラリー・ケニアの最終日デイ4が、ケニアのナイバシャを中心に行われ、ENDLESSがパートナーとしてブレーキパッドとローターを供給するTOYOTA GAZOO RacingWorld Rally Teamのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組 (GR YARIS Rally1 69号車)が優勝、今シーズン4勝目を飾りました。エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(33号車)は総合2位に、セバスチャン・オジエ/ベンジャミン・ヴェイラス組(1号車)は総合4位に入り、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team Next Generationから出場の勝田貴元/アーロン・ジョンストン組(18号車)が総合3位を獲得したことで、GR YARIS Rally1は1-2-3-4フィニッシュを達成しました。

デイ2でトップに立ち、デイ3終了時点で総合2位に40.3秒差を築いたロバンペラは、デイ4のSS15でベストタイムを記録しました。その後タイム差をさらに広げていき、最終的には52.8秒差をつけて優勝。今シーズン、6戦を戦い4勝を記録するなど圧倒的な強さで、ドライバー選手権におけるリードを65ポイントに拡大しました。なお、チームは上位2台が獲得したポイントとオジエのボーナスポイントにより、マニュファクチャラー選手権におけるリードを62ポイントに拡げました。

トヨタの1-2-3-4フィニッシュは1993年のサファリ・ラリー以来となります。今シーズンもっとも困難な路面での戦いとなった同ラリーで、他の多くのクルマが深刻なトラブルに見舞われる中、GR YARIS Rally1は高い信頼性と速さを両立し、この困難なラリーを戦い抜きました。

歴史的な快挙にエンドレスもブレーキパーツの供給で貢献できたことを誇りに思います。これからも安定したブレーキ性能によってチームの闘いをサポートしてまいります。

WRC次戦は、7月14日から17日にかけてエストニアで行われるハイスピード・グラベルラリー、第7戦「ラリー・エストニア」です。

ラリーの詳細については、チームの公式ウェブサイトをご覧ください。

https://toyotagazooracing.com/jp/wrc/