WRC 第7戦 ラリー・エストニア
20歳のロバンペラがWRC初優勝を達成
WRC最年少優勝記録を更新する
概要/Outline
7月18日(日)、2021年FIA世界ラリー選手権(WRC)第7戦ラリー・エストニアの競技最終日、デイ4がタルトゥのサービスパーク周辺で行われ、エンドレスがブレーキパッドの供給においてパートナーを務める、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team のカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(ヤリスWRC 69号車)がWRC初優勝を飾りました。
20歳と290日という初優勝記録は、ヤリ-マティ・ラトバラ チーム代表が2008年に打ち立てた22歳というWRC史上最年少優勝記録を更新する快挙です。また、カッレの実父であるハリ・ロバンペラ氏は2001年にWRCスウェディッシュ・ラリーで優勝しており、親子二代でのWRC優勝が実現しました。

オジエはドライバー選手権を考えたクレバーな走りで一日をまとめ、総合4位でラリーをフィニッシュしました。また、パワーステージでは3番手タイムを記録してボーナスの3ポイントも獲得し、選手権首位を堅持。今回総合5位に入り、選手権2位を守ったエバンスとの差を37ポイントに拡大しました。なお、エバンスはパワーステージで4番手タイムを記録したことにより、ボーナスの2ポイントを獲得しました。

今回のロバンペラの勝利により、チームは第3戦メキシコから5戦連続優勝を達成。また、7戦中6勝と好調を維持しており、2位のライバルチームと59ポイント差でマニュファクチャラー選手権首位の座を守りました。

WRC次戦は、8月13日(金)から15日(日)にかけて、ベルギーの西部にて開催されるターマックラリー、第8戦「イープル・ラリー」です。

ラリーの詳細はGAZOO Racing 公式サイトをご覧ください
https://toyotagazooracing.com/jp/wrc/