WRC 第4戦 FIA世界ラリー選手権第4戦ラリー・ポルトガル
エバンスが今季初優勝、オジェは総合3位で選手権首位を堅持!
概要/Outline

 2021年シーズン初のフルグラベルイベントとなるラリー・ポルトガル。5月23日(日)の最終日デイ3が、ポルト近郊マトジョニスを起点に行われTOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(ヤリスWRC 33号車)が今季初優勝を飾りました。

 総合3位にはセバスチャン・オジェ/ジュリアン・イングラシア組(1号車)が入り、ドライバーおよびコ・ドライバー選手権で首位を堅持。今季3勝目を獲得したチームはマニュファクチャラー選手権トップの座を守り、2位のライバルに対するリードをさらに広げました。

次戦は6月3日から6日にかけてイタリアのサルディニア島で開催される第5戦「ラリー・イタリア サルディニア」で、ポルトガルに続くグラベルイベントです。ステージは全体的にハイスピードですが道幅は狭く、道のすぐ脇まで木々が迫ります。路面は目の細かい砂状のグラベルに覆われていますが、何台かクルマが走行すると下から岩盤や石が現れ、深い轍も刻まれるなど、路面コンディション変化が大きい1戦です。また、気温が上昇することも多く、ドライバーとクルマにとって非常にタフならりーです。

 ドライバー選手権の順位による出走順で、ポルトガル同様厳しいラリーが予想されますが、エンドレスは引き続きTOYOTA GAZOO Racing World Rally Team の3選手が良い結果をつかみ取れるよう、ブレーキパッドの供給において応援してまいります。

ラリーポルトガルの詳細は下記オフィシャルページをご覧ください https://toyotagazooracing.com/jp/wrc/