WRC 第10戦 ラリー・フィンランド
エバンスが今シーズン2勝目を獲得
ヤリスWRCはラリー・フィンランド四連覇を達成
概要/Outline

10月3日(日)、2021年FIA世界ラリー選手権(WRC)第10戦ラリー・フィンランドの最終日デイ3が、フィンランド中部ユバスキュラのサービスパークを起点に行なわれ、エンドレスがパートナーとしてブレーキパッドを供給している TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(ヤリスWRC 33号車)が優勝。第4戦 ラリー・ポルトガル以来となる、今シーズン2勝目を獲得しました。また、セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア組(1号車)は総合5位でフィニッシュし、ドライバー選手権首位を堅持。

今回の結果によりタイトル獲得の権利を有するドライバーはオジエとエバンスのふたりに絞られ、チームは3年連続でワールドチャンピオンを輩出することが決まりました。

前日のデイリタイアを経てデイ3で再出走したカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(69号車)は、総合34位で完走しました。

なお、チームは今回の結果によりマニュファクチャラー選手権首位を堅持。2位のライバルとの差を61ポイントに拡げました。

WRC次戦は、約1週間のインターバルを経て10月14日から17日にかけて、スペインのバルセロナの南側に位置するサロウを中心に開催される「ラリー・スペイン」です。スペインのターマックステージは全体的に流れるようなコーナーが多く、また路面もスムーズなため、選手にとっては攻めがいのあるラリーと言えます。

残り2戦、タイトルの行方が気になりますが、最後まで3台の健闘を祈っています。

ラリーの詳細はGAZOO Racing 公式サイトをご覧ください
https://toyotagazooracing.com/jp/wrc/