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Ewig
9月下旬
いつものカフェ。そうそれは軽井沢にあるカフェ。ある自動車販売会社の社長とのつながりで、とある倉庫に置いているという車輌の話がもちあがった。それは「フィアットX1/9」だった。
10月9日~
車輌を確認しに置いてある倉庫へ ホコリは被っているものの、それなりに程度は良いと感じた。 北米仕様のもので、エンジンは1500cc。10年程前にナンバーを切った車輌とのこと。 しばらく時間をおき、考え、購入を決め車輌を引取りにいった。 取り外された部品は別の箱に無造作にいれられていたが、コンディションは悪くなさそうだ。 ボディはオリジナルボディにオーバーフェンダーが付けられている。なんとも言い難い格好になっている。
10月13日~
知り合いにフィアットを専門に取り扱っているお店に部品があるか聞いてもらうと「ほとんどパーツは無い」
そういった答えが返ってきた。笑うしかないな~ しかしそんな事は言ってられない。まずは取り外されたパーツを元通りに組んで現状確認からはじまった。一通り部品を組んでみて、助手席シートが無い。その他細かいパーツが無かったりする。「無い物は作る」と伝え、メカニックはフィアットをバラし、ボディを志摩鈑金さんへ持ち込んでお願いした。 エンジンは全バラした翌日に、アルファロメオでもお世話になったタニマックさんへ持ち込んだ。そんな最中、知り合いから部品取りで2台あるので、その内の1台を貸しますよ。との連絡。 早速引取りに行くと、生い茂った木々の中にそのクルマはあった。 とにかく車輌を引っ張り出し、積車に載せてガレージへ戻った。
10月17日~
パーツが無い状況ながら、フィアットX1/9の仕様を決めるため色々検索していたところ 埼玉県にあるFKR(エフケーアール)さんのホームページに掲載されていた、とあるフィアットX1/9を見つけ「この仕様でいこう!」と決めた。早速FKRさんに連絡を取ってみた。 色々なやりとりはあったが、11月に来てもらうになり、そこで詳しく話すことになった。
11月4日~
FKRさんに来てもらい、そこで色々な話をして、ご協力してもらえることになった。しかも訪問の際、以前渡していた画像でフロントグリルが無いことを指摘、必要なオーバーフェンダー、スポイラー付トランク、フロントリップとともに持参してきた。また、レストアに必要な部品について手配してもらえるとのこと。時間的に全く余裕の無い中、ご協力していただけることに感謝いたします! FKRさんが持ってきた、オーバーフェンダー、トランクなどを早速持って志摩鈑金さんへ持ち込み写真を見せながら指示。磨きが必要な部品は外れ次第引取りに行くことになった。
11月6日~
志摩さんに持ち込んだフィアットは、ハイペースで作業が進んでいた。 元々付いていたオーバーフェンダーはすでに取り外され、外装全体に着手。 サイドマーカーの穴埋め、リヤサイドマーカーの穴埋めなどあっという間に作業されて塞がれていた。メッキパーツも色々取り外されており、自社で磨くためパーツを持ち帰り、見える部分はヤマテ工業さんへ再メッキ依頼をお願いした。シートはブリッドさんへ依頼。
11月13日~
問題なのがボディ塗装を元々ラッカー系塗料で再塗装されているため、塗装を剥がす作業と修復作業を同時に進めているため2度手間、3度手間になって時間はかかっているが、鈑金が終了したところから順にパテが盛られ、成型されていた。サフェーサーも吹いている部品もあり進みは早い。さすがです。
12月3日~
ボディの塗装剥離と修復も進み、ボディにオーバーフェンダーが仮付された。 ボディとのアーチが異なる為、車体側のフェンダー及びボディをさらにカットし、オーバーフェンダーにボディを合せた。
12月15日~
オーバーフェンダーを合せ、車体全体にサフェーサーが吹かれた。 本塗装前の下地処理である。ここの部分はとても大事で、下地処理を怠ると本塗装した時に見た目が悪くなる。この下地処理でボディ塗装に差がでる。
12月22日~
本塗装され乾燥中ではあったが、綺麗に塗装されたボディ。 乾燥が完了したら、ボディ表面を磨く。 他のパーツも綺麗に塗装されており、組み付け完了後に引き渡しとなる。
12月28日
ボディがガレージに戻ってきた。 サロンまでに時間が無いため、メカニックも早速アーム類をヤマウラさんで塗装してもらうため、取り外しにかかった。配線の引き込み作業も同時に始まった。その他の取り外していた部品は前もって塗装やメッキ加工に出しているので、そのままボディ組み付けていくことができるように段取りをとっておいた。
12月30日~
ボロボロになっていた床下のラジエターパイプをアルトラックさんにお願いして新たに造り直し、室内のパイプも造り直した。年明けになる予定だったエンジンフードも出来上がった。このエンジンフードは3台のフードを1つにしたエンジンフードである。が、後日フードはボディ同色の方がマッチすると思い、再度志摩さんへ持って行き、ボディ同色へ変更してもらった。
1月4日~
正月休みを終えて作業再開 引き続き、内装貼りの作業と引き込んだ配線を各セクションへと回していく。 その作業と同時進行で外装にも着手。テールランプやヘッドライトが取り付けられた。 ライトはPIAAさんにお願いしたHID。内装業者に貼り替えをお願いした内装が取り付けられそれっぽくなってくる。フロントの足回りも組まれた。サスペンションはオリジナルのファンクションが組み込まれ、S4キャリパーも取り付けた。
1月7日~
リヤアーム類がヤマウラさんから塗装されて戻ってきたので、リヤの足回りも組み込む。 リヤはサイドブレーキ兼用のため、パッドのみの装着となる。 内装もダッシュボードが組まれ、クルマらしく見えるようになってきた。 近々エンジンがタニマックさんより戻ってくるので、ミッションも組み込む準備を始めた。必要な部品はバラした際にチェックし手配して、交換しながらの作業となる。
1月8日~
ミッションもケースに収められ、あとはエンジンを待つのみ。 ダッシュボードまわりの塗装も終えて、手早く組み込まれていく。メーターも取り付けられ アサヒライズFET事業部さんとワークスベルさんにお願いしたナルディのステアリングとボスも取り付けられた。ホイールはレースやデモカーでお世話になっているエンケイさんの15インチホイールを装着し、タイヤもレースでお世話になっているヨコハマタイヤを装着。 オーバーフェンダーのため、アルトラックさんで作ってもらったワイドスペーサーを使用する。フィアットはPCDが98のため、設計が図面を引きPCD98から100へ変換するスペーサーを作った。
1月9日~
タニマックさんからエンジンが戻ってきた。仕様は基本O/Hに加えカム変更とオーバーサイズのピストン組み込みなど。プラグコードは永井電子さんにお願いしたものを取り付ける。ミラーはレースでお世話になっているクラフトスクエアさんにお願いした、ツーリングミラーを取り付け。 翌日(1月10日)早速エンジンを載せる準備に取り掛かった。夕方にはアルトラックさんへ持ち込みEXマニからマフラーまで製作してもらうため。時間が無い。なんとかサロンに間に合わせるんだ!というメカニック達の強い気持ちが伝わってくる。そうしたメニックのチームワークで夕方アルトラックさんへエキゾースト製作のため預けることができた。 が!預ける際にホイールを装着し、ジャッキから降ろした時に違う感じがした。 ここまで造り込んだクルマだから妥協したくない。ホイールがマッチしない。 急遽エンケイさんに連絡し、選択したホイールを確認。インチは変わらないがリム幅とインセットが変わるため、設計担当にも連絡し、新たに図面を引き直させる。あとはタイヤだ・・・・・。
1月13日~
アルトラックさんからフィアットが帰ってきた。 連休返上で製作してもらったEXマニ~マフラーは美しく輝いていた。 急遽エンケイさんにお願いしたホイールも届き、スペーサーもアルトラックさんがマフラーと同時進行で進めて間に合わせてくれた。こういったことにも素早く対応してもらえることに感謝します! さぁ、ここからラストスパート!明日の搬入まで時間が無い!
1月13日~②
メカニック全員が自分たちの役割を分担し作業していく。 残りの内装やカーペットもひかれ、赤色のコントラストが映えてきた。 シートもブリッドさんから一昨日届いた。内装に合わせた赤色のレザーシート。 様々な微調整をしながら、レストアされたフィアットがクルマになって完成が近づく。 この写真はマフラー製作に持っていくときの写真です。 ここから変更や様々な調整を経て、なんとかオートサロン会場へ持ち込めました。 妥協したくないから、この先もやることはまだまだあります。 今回のレストアで協賛&協力してくれたメーカーさんにショップさん、さらにはプロの仕事を貫き通してくれたメカニック&職人さん、大変有り難うございました。みんなの力を借りて作り上げたフィアット じっくりと観ていってください。
オートサロン直前
ここから様々な変更や調整を経て、なんとかオートサロン会場へ持ち込むことができました。妥協したくないので、オートサロン後もやることが山積みです。
今回のレストアで協賛&協力していただいたメーカーやショップ並びに、プロの仕事を貫き通してくださったメカニック&職人の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。大変ありがとうございました。
2016年2月 ナンバー取得
2016年2月 ついにフィアットにナンバーがつきました!
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