Racing MONO4の進化形はパイプレスタイプ
Racing MONO4 TA


※実際の商品・パッケージとは色や仕様が異なる場合がございます。
Racing MONO4 TA

[主な仕様]
・重量:2,256g
・寸法:D141mm×H66.3mm×W276mm
・対応ホイールサイズ(※1):15inch~
・対応ローター径:φ300~φ355
・キャリパーボディカラー(標準色):超硬質アルマイト(※2)
※1 対応ホイールはホイール銘柄・サイズにより異なります
※2 原則として色変更は承っておりません。
※当キャリパーは「彫文字仕様」となります


価格につきましては、『RacingMONO4』にプラス(税込価格)71,500円となります。
RacingMONO4からさらに剛性をアップさせ、アウターパイプレス仕様に

ENDLESS RacingMONOブロックシリーズは鍛造、一体成型により、剛性を徹底的に追及して開発をしてまいりました。最新のCAE技術を用い、新たな素材を採用することで、より高温時の剛性をあげることに成功し、 従来のRacingMONO4と比較し、Racing MONO4TAは110%もの剛性アップを実現しています。更にはアウターパイプを廃止し、パイプ破損によるブレーキフリュード漏れを防止します。キャリパー表面には放熱性に有効な3D切削を施しました。

RacingMONO4TAは、ステンレスピストンを採用することで、高い温度域での使用においてもペダル剛性の損失を抑えることが可能となりました。

選べるブレーキパッド

お客様それぞれの走行ステージに合ったブレーキパッドをお選びいただけるよう、キャリパー専用ブレーキパッドは材質を選択していただく方式を採用しております。 キャリパーをオーダーする際は必ずブレーキパッドの材質をご指定ください。ご指定が無かった場合は「MX72」が付属されます。

Racing MONO4 TA専用ブレーキパッド材質一覧
SR01 / MX72 / MX72 PLUS

※CC-Rg / CC32 / CC38 / CC40 / CC43 に変更する際は、税込価格プラス5,500円(本体価格5,000円)です。
※CC35 type-Eの場合は、税込価格プラス19,800円(本体価格18,000円)です。
※W003の場合は、税込価格プラス11,000円(本体価格10,000円)です。


補修ブレーキパッド一覧表
キャリパーボディは超硬質アルマイト、ローターベルハウジングにはタフラムコートを採用

Racing MONO4 TAのキャリパーボディには、超硬質アルマイトを採用しております。こちらのアルマイトは、素材との相性で色ムラが発生する場合がございますが、アルマイト異常ではございません。予めご了承くださいませ。
また、ローターベルハウジングにはタフラムコートを採用しております。タフラムコートは密着性や耐食性に対して優れており、サーキット走行時の高温条件下での使用を想定した場合においても、通常の着色アルマイトに比べて耐久性は高くなります。
尚、RacingMONOブロックシリーズには原則として特注色設定はございませんので予めご了承くださいませ。


※実際の商品・パッケージとは色や仕様が異なる場合がございます。
※表示機器により色に違いがございます。

ダブルシェービング効果が高制動を生み出す"E-スリット"を採用

 RacingMONO4TAに組み合わされるブレーキローターは、なだらかな曲線を描くロングスリットと、ロングスリット上に並ぶ"E"のスリットが印象的な"Eスリット"。この2つのスリットがダブルシェービング効果を発揮することでパッドを常に最適な状態に保ち、更なる制動力の向上を実現します。ローター表面のロングスリットが消え、Eの文字が浮き上がったときが交換の目安となります(※1)。また、実車でのテストの結果、当社のセラミックカーボンメタルブレーキパッドとの相性は抜群です。

(※1)Eマークが浮かび上がる前にブレーキローターの交換が必要となるケースもございます。定期的な点検をお願いいたします。

ベディングについて(サーキット材をご利用の方へ)

高温特性を重視したサーキット専用パッドは、本来の性能を発揮させるために、ハードな走行をする前にあらかじめ熱を加え、アタリ付けをする「ベディング」という作業が必要不可欠です。
ベディングはトップカテゴリーであるSUPER GTやWRC、ヨーロッパで行われているさまざまなレースでも必ず行われています。
セミメタル系ブレーキパッドをご使用になる前には、高温性能の安定化やパッドとローターのライフを延ばすためにも、適切なベディングが必要となります。

【ベディングのやり方】
新品装着時のサーキット走行において、ハードブレーキを避けながらローター温度を400~500℃位まで上げて、アタリ付けをします。その後、自然冷却により100℃以下まで下げれば終了です。

※雨天時のベディングではブレーキパッド本来の性能を引き出すことができない場合がございます。できるだけベディングは晴天時に行ってください。