ベディングについて(サーキット材をご利用の方へ)
高温特性を重視したサーキット専用パッドは、本来の性能を発揮させるために、ハードな走行をする前にあらかじめ熱を加え、アタリ付けをする「ベディング」という作業が必要不可欠です。
ベディングはトップカテゴリーであるSUPER GTやWRC、ヨーロッパで行われているさまざまなレースでも必ず行われています。
セミメタル系ブレーキパッドをご使用になる前には、高温性能の安定化やパッドとローターのライフを延ばすためにも、適切なベディングが必要となります。
【ベディングのやり方】
新品装着時のサーキット走行において、ハードブレーキを避けながらローター温度を400~500℃位まで上げて、アタリ付けをします。その後、自然冷却により100℃以下まで下げれば終了です。
※雨天時のベディングではブレーキパッド本来の性能を引き出すことができない場合がございます。できるだけベディングは晴天時に行ってください。