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決勝(続き) 28ラップ目にはクラス3番手を走る6号車との差を4秒台にまで詰めた。ここでまさかのガス欠……。前日のクラッシュで安全タンクの容量が変わってしまったのかもしれない。なんとかピットに戻っては来たが、6号車との差は1分以上にまで広がってしまった。峰尾から代わった村田も6秒台と安定した走りでラップを重ね、再び、峰尾にスイッチ。2回目のピットストップでは、タイヤ交換をせず、なんとか、6号車に追いつく作戦を取ったが、6号車もタイヤ交換をしない作戦で対向。その後、当チームはミッションから異音が出たことから4位完走狙いに切り替え、チェッカーを目指した。開幕戦から優勝を狙っていたのが、予選前に長野に戻ってもおかしくないほどの大クラッシュ。それでも決勝グリッドにマシンを並べたいという、チームの熱い思いがマシンを修復。もし走れたら……。それが完走どころか、4位という結果にまでたどり着けた。優勝したとき以上に、ドライバーもメカニックも感動、これまでにない心に残るレースとなった。
Ｓ耐　第2戦は５月９日（日)に開催