7月21日(日)、2024年FIA世界ラリー選手権(WRC)第8戦「ラリー・ラトビア」の最終日デイ4が、ラトビア西部のリエパーヤを起点に行われ、エンドレスがブレーキパーツの供給においてパートナーを務める TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組 (GR YARIS Rally1 HYBRID 69号車)が優勝。セバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ組(17号車)は総合2位で、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(33号車)は総合5位で、勝田貴元/アーロン・ジョンストン組(18号車)は・マーティン組(33号車)は総合5位で、勝田貴元/アーロン・ジョンストン組(18号車)は総合6位でフィニッシュしました。
ラリー・ラトビアの最終日は、サービスパークが置かれるリエパーヤの東側エリアが戦いの舞台に。2本のステージをミッドデイサービスやタイヤフィッテイングゾーンを挟むことなく各2回走行し、4本のステージの合計距離は64.08kmでした。
前日のデイ3で6本のベストタイムを記録し、総合2位のオジエに42.5秒という大きな差を築いたロバンペラは、最終のパワーステージを6番手タイムで走り切ると、総合2位のオジエに39.2秒差をつけ、前戦ラリー・ポーランドに続く今シーズン3勝目、WRCキャリア14勝目を獲得しました。一方のオジェはSS17でベストタイムを記録、最終のパワーステージを2番手タイムで走り切り、今シーズン3回目となる総合2位でラリーを走破。TGR-WRTは今シーズン4回目となる1-2フィニッシュを飾りました。また、前日総合6位のエバンスは、今シーズン4回目となる1-2フィニッシュを飾りました。また、前日総合6位のエバンスは、安定した走りで4本のステージを走り抜き、順位をひとつ上げ、総合5位でフィニッシュ。
なおスーパーサンデーではオジエがトップと僅か0.2秒差の2位、ロバンペラが3位となり、それぞれ追加ポイントを獲得。TGR-WRTはマニュファクチャラー選手権で、首位のチームとのポイント差を、10から1に縮めました。
前日、総合4位につけながらもオーバーシュートとパワーステアリングの破損で大きく遅れをとった勝田は、SS19まで総合7位につけていましたが、パワーステージでのセスクスの後退により総合6位でフィニッシュしました。
WRC次戦は、8月1日(木)から4日(日)にかけて、フィンランドのユバスキュラを中心に開催される第9戦「ラリー・フィンランド」です。ラリー・フィンランドは、第7戦ラリー・ポーランドから始まった夏のハイスピード・グラベル3連戦の最後を締めくくるイベントであり、昨年はエバンスが優勝を飾りました。サービスパークはTGR-WRTのヘッドクォーターのすぐ近くに置かれるため、チームにとってはホームイベントといえるラリーです。
ラリーの詳細については、チームの公式ウェブサイトをご覧ください。
https://toyotagazooracing.com/jp/wrc/