レースレポート
7度目の開催を迎えた富士24時間レースでENDLESS勢が躍進!自社ブレーキシステム採用の「ENDLESS GR YARIS」がST-2クラスで2連覇を達成
Team SDA Engineering、MAZDA SPIRIT RACINGなど、話題のST-Qクラスでも自動車メーカーの直系チームにブレーキアイテムを供給!
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概要 / Outline
2024年のスーパー耐久シリーズ第2戦「NAPAC富士スーパーテック24時間レース」が5月23日~26日、静岡県の富士スピードウェイを舞台に開催。今年で7度目の開催となる過酷な24時間レースで、ENDLESS勢が素晴らしい走りを披露していた。

なかでも、抜群のポテンシャルを見せたのが、ENDLESSのワークスチーム、ENDLESS SPORTSの13号車「ENDLESS GRヤリス」で、自社製のブレーキシステムを武器にST-2クラスを制した。

残念ながらST-4クラスに参戦したENDLESS SPORTSの3号車「ENDLESS GR86」は優勝には至らなかったが、3位で表彰台を獲得した。

さらにST-1クラスではKsフロンティアKTMカーズの2号車「シンティアム アップルKTM」がクラス優勝を獲得するなどENDLESSのサポートチームが猛威を発揮した。

そのほか、STOが認めた開発車両を対象にしたST-Qクラスには、カーボンニュートラルに対応した自動車メーカーのマシンが続々と参戦していたが、同クラスでも数多くのマシンがENDLESSのブレーキシステムを採用、長丁場のレースを走破するなど、ENDLESSユーザーが躍進していた。
富士スーパーテック24時間レースの特徴/About Fuji SUPER TEC24 Hours Race
2008年の十勝24時間レースを最後に開催が見合わせされていた国内24時間レースが2018年、富士スピードウェイを舞台にした「富士スーパーテック24時間レース」で復活した。

同イベントはスーパー耐久の一戦に組み込まれ、通常ラウンドよりも多くのポイントが配点されることから、数多くのチームがレギュラードライバーのほか、国内外のトップレースで活躍するドライバーを起用。さらに海外チームも参戦を果たすなど、国際色豊かな一戦となっている。

マシンに関してもナイトセッションに合わせて補助ランプを採用するほか、長距離レースに備えてブレーキアイテムの強化や冷却システムの向上を図るなどソフト、ハードともに特別な一戦といえる。

またコースサイドでは数多くのファンがキャンプおよびバーベキューを満喫するなど、まさにレースファンにとって富士24時間はスペシャルなイベントで、ル・マン24時間レースやニュルブルクリンク24時間レースのように年に一度の祭典として定着している。
レースレポート/Race Report
国内24時間レースとして2018年に復活を果たした「富士スーパーテック24時間レース」が5月23日~26日、国内屈指のハイスピードコースである富士スピードウェイを舞台に開催。今年で7回目の開催となる同大会には8クラスに計59台が集結した。

なかでも注目を集めたのは「他のクラスに該当しない、STOが認めた開発車両」を対象とするST-Qクラスにほかならない。同クラスには数多くの自動車メーカーが水素エンジン搭載モデルやカーボンニュートラル燃料仕様モデル、バイオディーゼル燃料仕様モデルなど近未来のレーシングカーが集結。2024年の大会にもトヨタ、ニッサン、スバル、マツダ、ホンダがカーボンニュートラル対応のマシンを投入するなど、もはやST-Qクラスはスーパー耐久および富士24時間レースの“花形”と呼べる存在で、世界中の関心を集めるクラスとなっている。

その富士スーパーテック24時間レースでは、長年にわたってスーパー耐久で活躍してきたENDLESS SPORTSが活躍している。

なかでも、ST-2クラスでは13号車「ENDLESS GRヤリス」が素晴らしい走りを披露。レースは数回にわたってFCYが出されるなか、ENDLESS GRヤリスは激しいシーソーゲームを演じながら常に上位争いを展開していた。その結果、ENDLESS GRヤリスは後続に7ラップ以上の差をつけてST-2クラスで2連覇を達成。そのほか、同クラスではHonda R&D Challengeの743号車「Honda R&D Challenge FL5」もENDLESSのブレーキシステムを採用しており、3位で表彰台を獲得した。

一方、ENDLESS SPORTSの3号車「ENDLESS GR86」もST-4クラスで上位争いを展開していたが、予想外のハプニングが発生。残念ながらENDLESS GR86は勝利を獲得することはできなかったが、それでもクラス3位に入賞し、ポディウムフィニッシュを達成した。

ちなみに、ST-4クラスでは、浅野レーシングサービスの18号車「WedsSport GR86」もENDLESSのブレーキパッドを採用しており、4位入賞を果たした。

またST-1クラスに目を向けるとKsフロンティアKTMカーズの2号車「シンティアム アップルKTM」が圧倒的なパフォーマンスを披露し、クラス連覇を達成。

さらに、ST-3クラスではOKABEJIDOSHA motorsportの15号車「岡部自動車Z34」もENDLESSユーザーとして活躍しており、2位で表彰台を獲得した。

参加台数が最多のST-5クラスでも多くのマシンがENDLESSのブレーキを採用しており、88号車の村上モータースMAZDAロードスターが3位に入り表彰台に登った。

このほか、前述のST-Qクラスでも数多くのチームがENDLESSのブレーキシステムを武器に素晴らしい走りを披露。Team SDA Engineeringの61号車「Team SDA Engineering BRZ CNF Concept」や、MAZDA SPIRIT RACINGの12号車「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF Concept」などがENDLESSのブレーキとともに無事完走している。

このように2024年の富士スーパーテック24時間レースでは例年以上に激しいサバイバル戦が展開されたものの、ENDLESS勢は各クラスで抜群のパフォーマンスを披露し、ブレーキアイテムのクオリティを改めて実証した。