決勝結果:3位
夜のうちに雨が振った岡山国際サーキット。グループ1レースのスタートする8時30分には路面は乾き、ドライ路面でのスタートとなった。
今回は短い3時間レースとなり、小河~坂~菅波の順に走行するプラン。Aドライバー坂には60分の最低乗車時間が義務付けられている。
8時33分決勝スタート。1周目に「狙っていた」という小河はスタート直後に#66 odula TONE MOTUL ROADSTER RFをオーバーテイクしトップに立つ。#66 odulaの予選での圧倒的な速さは分かっていたが、スタート直後のスキを狙って前に出ることに成功した。3周目に抜き返されて再び2位になってしまうが、シリーズランキング争いでは差がある#66 odulaのため、先行されても問題はない。小河は1分46秒台の安定したペースを刻む。
2番手走行中の24周目、約45分を走行したタイミングでピットイン。ドライバーを小河から坂にチェンジ。タイヤは左側2本のみの交換。給油もタンク1本の最小ロスでコースに復帰。(※)ショートスティントの小河、60分走行義務のある坂と走り、最後はエースである菅波がロングで走る作戦だ。
(※本レースにおいて1本(20L)給油はすぐにピットアウトできるが、複数本数給油(20L以上)の場合はピットインからコース復帰までの時間が最低95秒と定められている。そこで1回目は1本給油で素早くコース復帰をする作戦とした。)
26周目にコース上のデブリ回収のためにFCY(1回目)が導入されるが、大きな影響はなし。坂は1分47秒台で周回。ライバルである#41 エアバスターに対して約18秒のマージンを持って走行。48周目にもFCY(2回目)が導入されるがすぐに解除となった。
残り時間1時間25分の時点でST-4クラス全車が1回目のピットを終え、#3 ENDLESSは変わらず2位。トップも#66 odulaのままのため、このまま行けばシリーズランキング争いでは単独トップに立てる。
約1時間45分が経過した58周目にピットイン、Aドライバーの最低乗車時間を消化した坂から菅波にドライバー交代。タイヤ4本交換と複数本数給油のフルサービスでコースに復帰。残り約70分を菅波に託す。コース上には実質2位で復帰。ライバル#41エアバスターは約6秒後方。このままの順位をキープしたい。
68周目、コース上に停止車両が出たことでFCY(3回目)導入。現在3位走行中だが、#884 SHADEはまだ2度目のピットインを行っていないため実質は2位のポジション。後方とはまだ約5秒のマージンを持っている。
しかしながら#41エアバスターが猛追を見せる。残り時間15分、遂に背後まで迫ってきた。残り10分、リボルバーコーナーでインを刺され3位に後退してしまう。対する菅波も意地の追い抜きを見せ、鬼気迫る走りで2位を死守。互いにドアを接触し合いながらのドッグファイトが続くも3位に後退。そのままチェッカーフラッグを受けることとなった。#3 ENDLESSは終盤の直接対決で熱い走りを見せるも、最終戦ではシリーズランキング2位からの逆転チャンピオンを狙うこととなった。
【FCY導入】
① 9:18'04(27Laps)~ 9:19'38(27Laps)
② 10:01’55(51Laps)~ 10:02’12(51Laps)
③ 10:38’35(72Laps)~ lo:41’26(72Laps)
Super 耐久の詳細については、チームの公式ウェブサイトをご覧ください。
https://supertaikyu.com/