決勝結果:3位
決勝日は朝から時折激しい雨が降る天候。しかしながら11時頃には雨が止み、スタート延長など無く無事にレーススタートを迎えた。このあとの天気予報ではしばらく雨は降らないということで、チームはウエット路面の中、スリックタイヤでのスタートを選択。スタートドライバーは初めてスタートドライバーを務めるDドライバー岡田。不安定なコンディションの中無事にスタートを切るも早々にピット入口でクラッシュが発生し、FCYが導入。
ドライブスルーハンディキャップを消化したいタイミングだったが、ピット入口でクラッシュが発生したためにピットインできずコース上にステイとなった。FCYが終わったタイミングでドライブスルーハンディキャップを消化して7番手に後退。コースに復帰すると前方には6番手の#225 KTMS。シリーズスタンディングを考えると前に出てポイント差を広げたいところだ。
約70分走行して28週目に岡田が6位でピットイン。#225をオーバーテイクとはならなかったものの、アクシデントなど無くスティントをこなした。ここでAドライバー花里にチェンジし、最低運転義務時間75分を消化する。路面のうちレコードライン上は完全に乾き、タイムもドライコンディションと変わらない状態。タイヤはフロントのみを交換して最短時間でコースに復帰。
30周目、130Rでクラッシュが発生しFCYが導入。#13 ENDLESSはすでにルーティンのピット作業を終えていたため、コース上にステイ。そこから順調に花里が走行し、スタートから2時間40分ほどのタイミングで石坂にドライバーチェンジ。タイヤ4本を交換。
石坂がハイペースで追い上げる中、トップが戦線を離脱したこともあって3位までポジションをアップ。徐々に差は詰まり、トップの#225まで約30秒差まで迫ったところでピットイン。残り約1時間、最終スティントを伊東に託す。タイヤは2本交換でピット滞在時間を短縮する作戦を実行し、トップを目指す。
ピットアウトして間もなくST-3クラスのマシンとの接触があるも、レーシングアクシデントと判定。車体へのダメージも少なく、伊東は無事に走行を再開する。残り40分で2位の#72 OHLINSとの差は約5秒。トップ#225とは27秒。トップとの差は縮まらないが、伊東のプッシュにより#72の差を段々と縮めることに成功、残り10分で2位まで1.9秒と迫る。残り時間僅かの中、2位まで届くかギリギリの勝負となった。
残り時間7分、2位と1秒差にまで迫ってきた。112周目、ついに背後まで迫りテール・トゥ・ノーズの勝負となったがオーバーテイクは叶わず。3位でレースを終えた。
※FCY導入
①11:55’04~12:00’06
②13:06’22~13:13’04
③13:21’59~13:31’08
④14:44’29~14:47’21
⑤16:20’34~16:26’40
Super 耐久の詳細については、チームの公式ウェブサイトをご覧ください。
https://supertaikyu.com/