三菱自動車工業株式会社(以下三菱自動車)が技術支援する「チーム三菱ラリーアート」は、タイ・バンコクで世界初披露された新型『トライトン』をベースとするラリーカーで、8月13日からタイ~ラオスで開催されるアジアクロスカントリーラリー(以下AXCR)に参戦し、昨年に続き総合優勝を目指します。
新型『トライトン』はフルモデルチェンジによって全方位で大幅に進化しました。AXCRの車両規定に沿って改造した同ラリーカーは、従来から定評のある耐久信頼性、軽快かつ安定したハンドリング性能、全域で力強くレスポンスのよい動力性能、泥濘路など極悪路での走破性など、昨年のラリーカーを上回るパフォーマンスを実現しています。
「チーム三菱ラリーアート」は、昨年の覇者であるチャヤポン・ヨーター(タイ)、昨年5位に入賞したリファット・サンガー(インドネシア)、そして1999年と2010年のアジアパシフィックラリー選手権王者の田口勝彦(日本)の3台体制で2023年のAXCRに臨みます。総監督の増岡浩と開発部門のエンジニアは現地のラリークルーとともに、SUVの走破性とMPVの居住性を兼ね備えたオールラウンドミニバン『デリカD:5』のサポートカーでラリーの全行程に帯同し、競技区間での戦況分析や戦略立案からサービス拠点での技術支援まで行います。
エンドレスは、三菱自動車のダカールラリープロジェクトにおいて初めてブレーキパーツの供給を行い、2012年、2013年、2014年に、同社のパイクスピークプロジェクトに参戦するEV車両へ、2015年にはバハ・ポルタレグレ 500参戦のアウトランダーPHEVへブレーキシステムを供給してまいりました。2022年に引き続き、2023年も同チームが製作したラリーカーにブレーキシステムを開発・供給し、チームとともに連覇を目指します。
詳細は三菱自動車の公式ウェブサイトをご覧ください。
https://www.mitsubishi-motors.com/jp/innovation/motorsports/