Super GT
日本最大級の人気を誇るシリーズでENDLESSユーザーが躍進!車種バリエーションの多彩な激戦のGT300クラスで上位争いを展開
29台中15台がENDLESSのブレーキアイテムを採用!JAF-GT車両には専用開発のモノブロックキャリパーを供給
概要/Outline
日本発の国際シリーズとして2005年に誕生したSUPER GT(スーパーGT)は世界最速のGTレースと言われている。観客動員数においても国内最大の人気シリーズに発展しているが、国内外のモータースポーツシーンで活躍するENDLESSも同シリーズで多くのユーザーをサポートしている。
なかでも、JAF-GTおよびFIA-GTの車両規則を採用するGT300クラスは車種ラインナップが多く、世界的に見ても激戦のクラスとなっているが、以前から数多くのENDLESSユーザーがGT300クラスに参戦。2019年もGT300クラスに参戦している29台のうち、15台がENDLESSのブレーキアイテムを採用するなどGT300クラスにおいて50%以上のシェアを誇る。
スーパーGTは独自のハンディウェイト、BOP(バランス・オブ・パフォーマンス=性能調整)を採用していることから、特定のマシンがシリーズを支配することなく、常にマシンを入れ替えながら激しい上位争いが展開されているが、その多くがENDLESSのブレーキアイテムを採用。2019年も各ラウンドで上争いを展開しており、ENLESSユーザーがタイトル争いを左右するに違いない。
2019年のスーパーGT SUPER GT SERIES 2019
1994年から2004年にかけて争われていた全日本GT選手権(JGTC)の国際化に合わせて、2005年に設立したスーパーGT(SUPER GT)は国内最大級の人気シリーズに成長。事実、1ラウンドあたり3万人から多い時には9万人の観客動員数を誇るなど、まさに日本発の国際シリーズとして大きな成功を収めている。
同シリーズはGT500クラス、GT300クラスの混走で争われており、最高峰のGT500クラスにはレクサス、ホンダ、ニッサンが集結し、2000ccのターボの専用モデルを投入。世界最速のGTカーとして謳われているが、それと同時に注目を集めているのが、世界一の激戦区と謳われるGT300クラスだ。
GT300クラスはスーパーGT独自の車両規定である”JAF-GT“と国際規定の”FIA-GT“の二つのレギュレーションを採用したことが特徴で、これによりSUPER GTだけの専用モデルから、最新のGT3モデルまで様々なマシンがエントリー。車種バリエーションが多彩で混戦のクラスとなっているが、カテゴリーを問わず、国内外のモータースポーツシーンで活躍するENDLESSは、以前からGT300クラスに参戦する多くのチームにブレーキアイテムを供給。同シリーズにおいてもENDLESSユーザーが各ラウンドで激しいトップ争いを展開している。
まず、改造範囲の広いJAF-GT規定モデルは、ブレーキに関しても多くのパーツが自由に変更できることから、数多くのチームがENDLESSのモノブロックキャリパーおよびブレーキディスク、ブレーキパッドを採用している。具体的には2016年のシリーズでドライバーズ部門、チームズ部門の二冠を達成したつちやエンジニアリングのトヨタ86MC「HOPPY 86 MC」がキャリパーおよびローター、パッドを採用するほか、2台の「トヨタGRスポーツ・プリウスapr GT」を投入するaprもハイブリッド非搭載の30号車、ハイブリッド搭載の31号車ともにENDLESSのキャリパー・ローターを採用している。
さらにディーラーチームの埼玉トヨペットGreen Braveもトヨタ・マークX MC「埼玉トヨペットGBマークX MC」にENDLESS製のキャリパー・ローター・パッドを装着するなど、JAF-GTモデルの多くがENDLESSのブレーキシステムを採用している。
一方、FIA-GTのGT3モデルは改造範囲が制限され、ブレーキャリパーもFIAのホモロゲーションを取得しなければならないことから、各チームともに純正の公認キャリパーを採用。しかし、ブレーキパッドは自由に交換できることから、数多くのチームがニュルブルク24時間レースでも豊富な実績を持つENDLESS製のブレーキパッドを採用している。
具体的には2018年のシリーズでドライバーズ部門およびチームズ部門を制したK2 R&D LEON RACINGが引き続きメルセデスAMG GT3「LEON PYRAMID AMG」にENDLESS製のブレーキパッドを採用するほか、2台のニッサンGT-RニスモGT3を投入するGAINERも10号車の「GAINER TANAX triple a GT-R」、2019年よりニッサンGT-RニスモGT3でGT300クラスへの参戦を開始したKONDO RACINGの「リアライズ日産自動車大学校GT-R」もENDLESSのパッドを採用している。
さらにアウディスポーツのサポートを受けるAudi Team Hitotsuyamaも主力モデルのアウディR8 LMS「Hitotsuyama Audi R8 LMS」、2019年に合わせてトヨタ86MCからホンダNSX GT3に主力モデルをスイッチしたTEAM UPGARAGEも「UPGARAGE NSX GT3」にENDLESS製のブレーキパッドを装着。ディーラーチームのLMcorsaもENDLESSのサポートチームで、レクサスRC F GT3「SYNTIUM LMcorsa RC F GT3」も前後ともにブルーのブレーキバッドを装着している。
そのほか、今季よりアストンマーチン・バンテージGT3を投入するD’station Racing AMRの「D’station Vantage GT3」、マクラーレン720S GT3を投入するMcLaren Customer Racing Japanの「マクラーレン720S」にENDLESS製のブレーキパッドが装着されるなど、話題のニューマシンをバックアップしていることも2019年のポイントだと言えるだろう。
このように2019年のスーパーGTでもGT300クラスでは数多くのチームがENDLESSのブレーキアイテムを装着しているが、第1戦の岡山ではドライの予選で「埼玉トヨペットGBマークX MC」が3位を獲得するほか、雨に祟られた決勝でも3位で表彰台を獲得するなど開幕戦から素晴らしい活躍を披露した。
続く第2戦の富士ではドライの予選で「リアライズ日産自動車大学校GT-R」がポールポジションを獲得したほか、「HOPPY 86 MC」が2位につけるなど、ENDLESSユーザーが上位で活躍したことは記憶に新しい。残念ながら雨で幕を開けた決勝は「リアライズ日産自動車大学校GT-R」の4位が最高位となったが、ENDLESSユーザーが各ラウンドで抜群のパフォーマンスを発揮しているだけに、2019年もENDLESS勢がタイトル争いを左右することだろう。
ギャラリー
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