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■[予選] 13号車 1位
Aドライバー/村田信博…… 6位 AM 8:00〜 ドライ(赤旗中断あり)
Bドライバー/小河 諒…… 1位 PM 1:00〜 ドライ
Cドライバー/元嶋佑弥…… 1位 PM 3:50〜 ドライ
開幕戦を勝ち、最高のスタートを切った13号車。第2戦の舞台となるスポーツランドSUGOは、開幕2連勝だけでなく、14.15シーズンにもクラス優勝を決めている、13号車にとって相性のいいサーキットでもある。SUGO、3連覇というプレッシャーのかかるレースだが、チームが一丸となって大記録に挑んだ。
また、この第2戦は今シーズンから新たに採用する2グループで決勝レースが行われた。
[※ 2グループ方式]
これまで予選は2グループ(Gr1:ST–X、ST-1、ST-2,ST-3 Gr2:ST-4,ST-5)に分けて行われたが、今シーズンからは全長の短いサーキットなどでは、決勝レースも2グループに分けて行う。
この2グループに分けた決勝レースにすることにより、1.エントリー台数が増やせる。2.S/Cが入った際、ST−4/5クラスへの影響が少なくなる。3.ST-XとST-5クラスのスピード差による危険性がなくなる。 などから、各クラスでのガチンコの勝負が実現する。一方、2グループのレースにすると、時間的な問題からGr.1の決勝レースが土曜日開催となり、事実上のワンディーレースとなってしまうなどのデメリットもある。
新しく生まれ代わったスーパー耐久に当チームは村田/小河/元嶋の3人体制でエントリー。これまで取れていなかったポールポジション奪取を目標に挑んだ。
15シーズンのSUGOではST-4 19台/ST-5 7台の計26台だったのに対し、今回は2グループに分けられたことによりST-4 21台/ST-5 15台の計36台に増えた。予選に限って言えば、より混み合った状況の中でクリアラップを見つけ、タイムアタックしなければならなかった。 まずはAドライバーの村田。早めにコースに入り、クリアラップを見つけてアタックしたかったのだが、作戦通りにはいかなかった。エントリー台数が増えたことにより、スポット参戦のマシン(大半はST-5クラスのマシン)は、ピットがなく、ピットレーン上に誘導されてコースに入っていくため、当チームのように出口から遠いところにピットが割り当てられたチームは、コースに入るのが遅れてしまうからだ。
コースに入ったら、まず、ST-5クラスの集団を抜かなくてはならない。そうこうしているうちにST-5クラスの1台がクラッシュ。これで赤旗が振られ、10分間、中断となる。村田がアタックに入る前だったのは救いだが、残り5分強の限られた時間の中でタイヤを暖めてアタックするのは至難の業だった。結局、村田は1分33秒台にはのせたがクラス8番手に沈んでしまった。
これで燃えたのがBドライバーの小河。コースオープンと同時に入らず、各クラスのマシンがバラけてからコースに入る。これでクリアラップも取りやすくなり、理想のアタックができた。1分33秒179までタイムを詰め、このセクションのトップに躍り出る。合算タイムでも2番手につけたハチロクに100分の6秒上回り、初のポールポジションを奪取することに成功した。
Cドライバー登録の元嶋も、このセクションのトップタイムとなる1分33秒532を出し、楽々と予選通過基準タイムをクリアした。
午前9時過ぎに予選は終わったが、午後2時30分過ぎにスタートが切られる決勝レースに備えて、ピット内では各部のチェック、さらセッティング変更が慌ただしく行われた。
■[決勝] 13号車 優勝
PM 2:38スタート 3時間レース(PM 5:39チェッカー)ドライコンディション
予選でまずまずの走りができたため、大きなセッティング変更は行わず、決勝レースに挑むことにした。今回のスタートドライバーは村田。2番手でステアリングを握るのは小河。ここではタイヤ交換をせず、給油のみ。最後にタイヤ交換して元嶋を送り出す作戦を基本にして戦うことを確認する。
レースはまさかの展開で始まった。2時35分過ぎ、セーフティカーが35台あまりのマシンの先頭でコントロール。最終コーナーを立ち上がると、そのままピットレーンに入る。これでレッドシグナルが消えればスタート。ただ、消えた時点で前にいるマシンを追い越して言い訳ではない。コントロール(スタート)ラインの手前で追い越してしまえば、ジャンプスタートとなりペナルティとなってしまう。つまり、スタートライン寸前までノロノロ運転でも良いし、フル加速しても良い。どんなスタートをするかはポールポジションのドライバーの特権だ。
村田はレッドが消えた瞬間に加速するはずだった。ところが「1速から2速と上げて、3速にシフトアップしようとしたら、緊張していたのかな? 5速に入れちゃって……。すぐに3速に入れ直したけど……。2番手スタートの松井さん(86号車)に悪いことしちゃった」先にスタートラインを切ってしまった86号車は、その後、ジャンプスタートの判定となり、ドライブスルーのペナルティを受けることになってしまった。
スタートをミスった村田は2番手に後退。さらに5ラップ目には3番手に後退するが、7ラップ目に再び2番手にポジションアップ。これまでにない激しいポジション争いが繰り広げられた。12ラップ過ぎ、ペナルティを受けた86号車が後退して、村田がトップに躍り出ると、1分34秒台の安定したラップタイムで逃げる。
予定していた28ラップ過ぎ、ピットに滑り込んできて小河にスイッチする。これで10番手までポジションを落とすことになるが、小河も路面状態などの確認が終わると、ラップタイムを34秒台に上げて戦闘開始。トップのマシンは約50秒先を走る。もちろん、まだピットに入っていないから直接の的ではないが、ターゲットとして追いかける。
上位にいるマシンが続々とピットに入ってくる。小河は40ラップ目に5番手、42ラップ目に4番手、54ラップ目に2番手とポジションを戻していく。1回目のピットストップを66ラップ過ぎまで遅らせた95号車がピットストップ。これでトップに返り咲く。この時点で2番手には86号車が22秒後方にまで追い上げてきていた。その86号車はタイム差を詰めるために2回目のピットストップでは、左側のタイヤのみ交換してきた。当チームは当初の作戦とおり、70ラップ目に元嶋にスイッチ、終盤、安定して逃げられるようにタイヤ4本を交換してコースに送り出す。
5番手でコースに戻った元嶋は、33秒台でポジションアップを狙いつつ、後方22秒のところから追い上げてくる58号車から逃げる。
80ラップ過ぎ、2回目のピットストップのためにトップ2台が抜ける。チェッカーまで残り50分強。元嶋がステアリングを握る当チームのハチロクがトップで、約21秒後に熾烈な2番手争いを繰り広げる3台(52、86、55号車)のハチロクがつけていた。
元嶋はこの3台の激しい2番手争いにも助けられ、楽々と逃げ切り、午後5時39分、トップでチェッカーを受けて開幕2連勝、さらにはSUGOラウンド3連続優勝を果たした。 もちろん、ランキングでもトップの座を守る。さらに今回はレース後にエンジンまでをバラす車検が行われたが、問題はなく、正真正銘の開幕2連勝となった。
今回のSUGOラウンドでは、2グループでのレースだったため予選落ちはなかったが、次戦の鈴鹿ラウンドでは、これまでと同じ全クラスが走る1グループでのレースで、決勝進出も新たな方式に変更されている。ST-2〜5クラスは、通常の予選よりクリアラインを狭めることになっている。ST-4クラスは20台が予選落ちとなり、土曜日の夕方に行う100分間の敗者復活レースに参加、このレースのクラス11番手までが、日曜日に開催される決勝レースへ進出することができる。また、決勝レースは4時間となり、昨シーズンより長丁場となる。どこまでマシンに負担をかけない走りをするかも大きな鍵を握るレースとなる。
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