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SUPER GT 2013

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■[予選] 3号車 ポールポジション

  Aドライバー/YUKE TANIGUCHI…… 1位 PM 1:00〜 ドライ 赤旗中断あり
     Bドライバー/峰尾恭輔…………… 3位 PM 2:03〜 ドライ
     Cドライバー/元嶋佑弥…………… 2位 PM 2:58〜 ドライ
 開幕戦では予選でトラブル。絶体絶命のピンチに追い込まれながら、粘りの走りで勝利の女神を呼び込み優勝、最高のスタートを切った。しかし、第2戦の舞台となったスポーツランドSUGOでは、一転して、最悪の結果となってしまった。

週末のSUGOは30℃に手が届こうかという暑さに加え、路面温度も45℃にまで達するという、マシンもさることながらドライバーにとっても厳しい条件だった。

この中、予選で最高の走りを見せたのは、YUKE TANIGUCHIだった。3ラップ目には暫定のトップに躍り出たYUKE TANIGUCHIは、4ラップ目には前日のラップタイムを上回る1分23秒台にまでタイムを詰める走りを見せた。一度、ピットストップした後、8ラップ目には1分23秒406と、確実にタイムをあげていった。残り3分のところ、ライバルの1台、GT—Rがクラッシュした為、赤旗中断。YUKE TANIGUCHIは「まだ、タイムが上がりそうだから、再開になったらいく」と、マシンに再び乗り込む準備をするが、ガソリンが足りない(レギュレーションで予選中はガソリンの補給が禁止されている)為、コースに出れず、タイムモニターでライバルの動向を見ることとなった。YUKE TANIGUCHIが真剣にモニターを見守る中、チェッカーが振られる。昨シーズンのチャンピオンナンバー①をつけるGT—Rが肉薄してきたが、100分の4秒届かず、YUKE TANIGUCHIはAドライバーによる予選をトップ通過した。

Bドライバーの予選は3分遅れで開始。ステアリングを握る峰尾は、いきなり厳しい状況に追いつめられた。「路面温度のせいだと思うんだけど、まったくグリップ感が違って、大アンダー……。全くダメだった。新品よりも中古のほうがいいくらいだった」と話すように、1分22秒台にはのせるが、思うようにタイムが伸びない。GT—Rの1台は、コースイン直後にコースレコードを塗り替える1分20秒台をたたき出す。ピットストップを繰り返し9ラップ目、峰尾が意地を見せた。「せっかく谷口さんがAドライバーのトップにたったのに、ポールが取れなかったら……。久々にしびれましたよ」と、1分21秒台にのせ、このクラスの予選の3番手につけた。 最終順位が決まるAドライバーとBドライバーの合算タイムでは、100分の5秒だがGT-R勢を抑え、価値あるポールポジションを獲得。この時点で貴重な1ポイントを加えた。

Cドライバーによる走行では、元嶋が中古セットのタイヤで峰尾に迫る1分21秒台をマーク。路面温度など条件が違う為、簡単に比較することはできないが、3人のドライバーがそれぞれ持てる力を出し、最高の走りを見せた。メカニックもほぼ完璧な仕事をこなしているのは言うまでもなく、この日の予選は最高の1日となった。



■[決勝] 3号車 リタイア
PM 1:28 スタート 3時間レース(PM 4:29チェッカー) ドライコンディション
最高速で10㎞/h以上も速いGT—Rを相手にポールポジションを勝ち取った当チームのBMW。開幕2連勝を狙って、決勝グリッドにマシンをつけるには、十分の条件が揃った。 というのも最大のライバルとも言えるGT-Rの1台が、早朝のフリー走行で「黄旗追い越しにより、決勝のスタート後にドライブスルーペナルティを科す」と発表。予選でクラッシュしたGT—Rは、最後尾スタート……。

スタートドライバーの峰尾は、後方集団を上手にコントロールしながらローリングする。セーフティカーが抜け、絶妙なタイミングでスタートを切った峰尾は、瞬く間に後方を引き離す。2番手走行のGT—Rが思いのほか伸びず、3番手のメルセデスと激しく2番手争いを繰り広げている間に、3ラップ目には6秒、5ラップ目には8秒10ラップ目には12秒と差を広げていった。しかし、その直後にコース上に落ちたパーツの回収の為にセーフティカーが入る。これでせっかく稼ぎ出したリードがなくなるかに見えたが、まだまだ、当チームに勝利の女神は微笑んでいた。

トップの峰尾と2番手を走るメルセデスの間にラップタイムで20秒近く遅いST-5クラスのマシンが3台もいるという状況……。セーフティカーが抜けて再スタートの際もコントロールラインを超えるまでは抜けない。セーフティカーが抜けた瞬間からフル加速する峰尾。後方にいるST-5クラスのマシンもフル加速するがアッという間に引き離される。その後方にいるメルセデスは、加速しても加速出来ない。すぐに10秒以上の差がつく。

1号車のGT—Rがトラブルから大きく後退するなど波乱含みの展開となっていく中、逃げる峰尾。20ラップ過ぎには最後尾から追い上げてきた24号車のGT—Rが2番手。その差は25秒にまで広げていた。その直後に峰尾にまさかの事態が起きる。2番手との差を30秒近くにまで広げた25ラップ目。SPコーナーの立ち上がりから最終コーナー進入までの区間で、ST-4クラスのマシンがBMWの後方側面に接触。峰尾はなんとかマシンをグリーンに落とすがコントロールしてコースに戻る。ST-4クラスのマシンはガードレールに飛び、走行不能状態に……。

このアクシデントでその差は18秒弱にまで縮まる。しかし、マシンのチェックをするために若干ペースを落とした峰尾だが「問題なし」と判断すると、完全にスイッチが入ったかのように23秒台でのラップを連発、40ラップ目には32秒にまで2番手との差を広げた。

予定していた47ラップを走りきったところでYUKE TANIGUCHIにスイッチ。タイヤ交換など一連の作業を62秒で終わらせ、コースに送り出す。この時点で2番手との差は30秒以上。ところがその直後にメルセデスの1台がコース上でストップ。回収の為、2回目のセーフティカーがコースに入る。その差は10秒にまで縮まってしまう。YUKE TANIGUCHIと2番手につける24号車との間には7台のマシンがいる。峰尾のときのように再スタート時にどこまで逃げられるかがポイントだった。YUKE TANIGUCHI は絶妙なタイミングで加速し、13秒にまで広げる。

その24号車は60ラップ目にバースト、スローダウンしてピットに戻る。代わって2番手に上がってきたのは、5号車のGT—Rだった。当チームでステアリングを握っていたこともあった青木は、22秒台で背後に迫ってくるが、この日のYUKE TANIGUCHIは、熱い走りで立ち向かった。ブレーキングポイントをぎりぎりまで遅らせ、トップの座を簡単には譲らない。7ラップ以上にわたってのバトル。テール・トゥ・ノーズ、サイドbyサイドの見応えたっぷりのバトルで観客を大いに沸かせた。

73ラップ目にトップの座を明け渡すことになるが、引き離されることなくYUKE TANIGUCHIは追走する。圧巻だったのはピットストップの時だった。ピットレーンには速度規制があり、違反すれば、当然のごとくペナルティが科される。そのため、かなり手前から減速することが多いのだが、少しでも引き離されないようにと、YUKE TANIGUCHIはギリギリのまでアクセルを緩めず飛び込んできた。5号車も当チームと同じ76ラップ目にピットに滑り込んできている。

どちらが先にコースに戻れるか。タイヤ交換はせずに元嶋がマシンに乗り込む。エンジン始動時に2〜3秒かかってしまうが45秒のストップでコースに戻る。暫定トップのメルセデスの後方に5号車のGT—R、元嶋は1秒遅れの3番手だが、82ラップ目、5号車が突然スローダウン。翌ラップにはペースは戻るが、これで元嶋は弄せず2番手に浮上。さらに87ラップ目に8号車がピットストップし、再び、当チームのBMWはトップに躍り出る。

ジワジワと引き離しにかかる元嶋は、90ラップ過ぎには5号車のGT—Rとの差を5秒と広げるのだが、遅いマシンに引っかかると、すぐに2〜3秒ロスしてしまうのがスポーツランドSUGO。 そして、まさかの事態が起きた。93ラップ目、レース序盤に峰尾がヒットされた最終コーナー手前……。ほぼ同じ場所で同じ側面の後方にST-4クラスのマシンがヒットしてきた。元嶋はスピンしながら、峰尾と接触して置かれていたST-4クラスのマシンと激突、大破。この時点で開幕2連勝の夢は断たれ、ランキングも3位に後退。幸いステアリングを握っていた元嶋は、足首を負傷するが大事には至らず、チームは一安心。しかし、マシンは全損状況で次回の富士ラウンドに間に合うか、微妙な状況に追い込まれてしまった。




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