
3月の公開練習でクラッシュ、開幕戦はキャンセルに追い込まれるという厳しいスタートとなった今シーズンだが、2ヶ月以上の時間をかけて修正し、第2戦のスポーツランドSUGOに間に合わすことができた。また、エンジンの方も新たに1基を発注し、開幕戦ノーポイントという大きいハンディを少しでも縮めるべく挑んだ。
また、この第2戦の決勝レースは3時間レースとシリーズの中では短いレースのため、YUKE TANIGUCHIと峰尾恭輔の2人体制でチェッカーを目指す。
る24秒3にまで伸ばしていくが、その直後に他マシンがコースアウトしたため、赤旗中断となる。残り7分で再開されるが、YUKE TANIGUCHIは仕切り直し、13ラップ目に23秒台にまで詰めることに成功。ポジション的には4番手だが、確実にタイムを上げ、本人も「マシンの癖や走り方、攻めるポイントが分かってきた。もう少し走り込めば、まだ詰められる」と予選後に話す。
決勝レースは2ラップのローリングにスタートが切られた。スタートドライバーの峰尾は、やや出遅れてしまう。それでもすぐに2番手からスタートを切ったGT-Rの背後に付き、パスするタイミングを伺う。5ラップ目の1コーナーで2番手に上がるが、すでにトップのGT-Rは12秒先……。23秒台で追いかける峰尾だが、GT-Rは22秒台でのラップ。その差は徐々に開いていってしまうが、峰尾は諦めることなく、17ラップ目にはこの時点でファーステッドとなる1分22秒109をマークして、食い下がる。
当チームは52ラップ目に峰尾からYUKE TANIGUCHIに交代。タイヤの消耗は激しくないが、データが少ないため4本を交換。給油してYUKE TANIGUCHIをコースに送り出す。トップとの差はこの時点で55秒にまで広がっていた。レース後に本人も「少し丁寧に走りすぎた」と言うように、ピットアウト後、10数ラップは思ったほどタイムが上がらず、24秒台の走りになるまで、やや時間がかかってしまった。それでも終盤には前日の予選でマークしたベストタイムを上回る23秒台を連発して見せた。[ プライバシーポリシー ] [ 環境への取り組み ] [ 通信販売法に基づく表記 ]