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■[予選] 13号車 7位
Aドライバー/小泉 和寛 7位 PM 1:00〜 ドライ
Bドライバー/村田 信博 6位 PM 1:50〜 ドライ
Cドライバー/小河 諒 9位 PM 2:45〜 ドライ
昨シーズン、SUPER耐久シリーズの開幕戦は、スポーツランドSUGOで組まれたが、まさかの大雪により中止となってしまった。これにより今シーズンの開幕戦はツインリンクもてぎに変更され、熱いバトルに期待がかかった。
今シーズンも当チームは2台体制で挑むが、その1台がST-4クラスで走るハチロク。ドライバーは当社の村田信博、ST-2クラスのインプレッサでチャンピオンに輝き、昨シーズンはST-3クラスのフェアレディZのステアリングを握っていた小泉和寛、さらにCドライバーには80年代からのレースファンなら誰もが知っているF3000チャンピオンで、SWC(世界スポーツカー選手権)にトヨタから参戦、このクラスで初勝利に輝いている小河 等選手の息子、小河 諒が握る。 その小河は18歳でFCJデビュー、そのF3にステップアップ、デビューレースで2位入賞、さらに昨シーズンのポルシェカップではチャンピオンに輝くなど非凡な走りを見せている。
開幕戦は昨シーズンに続いて中止になるのではないか? というほど大荒れの天候の中で始まった。予選の行われた3月最終週の土曜日は、ピット内でも22℃。直接、陽があたるところでは25度を超えるほどで、路面温度は40℃にも迫ろうかという天候だった。 マシンは昨シーズンに引き続き、スカイラインGT-R時代からコンビを組むRS中春がメンテナンスするが、今シーズンのマシン作りはゼロからのスタートで、課題だった重量もかなり軽量化することができ、戦闘力は格段にアップしている。
実は裏話を公開すると、この開幕戦はいろいろな意味で運が良かった。金曜日の公開練習でエンジンがブロー。土曜日の走行までにエンジンを載せ替えているが、通常のシリーズ戦だと、予選日の土曜日は予選以外に走行枠がもたれることが少ない。つまり、今回のようにエンジンを載せ替えた場合、一発勝負でいくしかないが、今回は午前中に練習走行の枠が設けられていた。この走行帯で各部をチェックすることができたのは、当チームにとっては大きかった。
午前中の走行では2分12秒台でクラス9番手(ハチロクは5台が参戦していて、当チームは4番手)だったが、Aドライバーの小泉は2分11秒台でクラス7番手(3番手)、Bドライバーの村田は10秒台にのせてクラス6番手(2番手)に付けた。決勝のグリッドを決めるA/Bドライバーの合算タイムでは7番手に付けることに成功した。また、Cドライバーの小河は、ユーズドタイヤでの走行だったが11秒台でクラス6番手。現在、ハチロク最速の座についているGAZOOとのラップタイム差は0.01秒差に迫るハチロク2番手のポジションにつけ、当チームのハチロクの存在感を大きくアピールすることができた。
■[決勝] 13号車 4位
PM12:22スタート 5時間レース(PM5:22チェッカー) ウェットコンディション
台風のような低気圧により予報通り、夜半過ぎから雨が降り出し、決勝当日はチェッカーが降られるまで雨と風が吹き荒れた。 早朝の走行でレインセットの確認。とくに小河はSUPER耐久用のレインタイヤで走るのは初めて……。また、小泉もウェットでのハチロクは初めてなだけに、決勝前にいろいろチェックできるのは、いろいろな意味でツキがあった。
決勝レースのスタート時間が近づくにつれ、雨脚は速くなるばかりか、風も強くなった。パドック裏では「セーフティカースタート??」と囁かれるほどだったが、2ラップのローリングの後、スタートが切られた。5時間と言う長丁場のレースということもあって、各チームともスタート直後のポジション争いをせず、静かなスタートとなった。
当チームもレース前のミーティングで「こういう天候なので、いつ、中止になるか分からない。コース上に残っていないと始まらない。勝負するにしても、最後の最後になるから無理をせずにいこう」と話し合った。
スタートドライバーの小泉は、序盤、2分26〜27秒台でのラップタイムでラップを重ね、クラス7〜9番手に付ける。予想通り、トップグループで走るS2000やインテは、小泉よりも3秒以上も速いラップタイムで逃げるため、その差は瞬く間に広がっていく。
一時は12番手までポジションを落とした当チームのハチロクだが、スタートから1時間も経過すると、ピットストップするマシンもあり、8番手にまでポジションを戻す。当チームは40ラップ過ぎに最初のピットストップ。ドライバーは小河に代わり、タイヤ交換せず、給油のみしてコースに送り出す。このとき、小河がまさかのエンジンストール。「落ち着いていたと思ったのに、いくらか緊張していた」と振り返る小河。1回目のピットストップは40秒を要したが、9番手でコースに戻った。時折、ピット裏のテントが吹き飛ぶんじゃないかと思うほどの風が吹き、横殴りの雨が叩きつけたかと思うと、ピタッとやんだり……。まるで台風のような天候の中で小河はラップを重ねた。小河も一時は10番手までポジションを落としたが58ラップ過ぎには7番手、さらに2回目のピットストップ寸前には6番手に上げて、ピットに滑り込んできた。
2回目のピットストップもタイヤ交換せず、給油のみでコースに送り出した。6番手を維持したままコースに戻った村田は、27秒前後のラップタイムでラップを重ね、75ラップ目にクラス5番手に浮上。ハチロク勢ではライバルのトラブルにも助けられているとはいえ、トップに躍り出ることに成功。
ライバルのマシンに左右されることなく、自分たちのペースに徹した当チームは、終盤にはいると、4回目のピットストップやコースアウトするマシンなどもあり、4番手にまで上位を上げることに成功した。
105ラップ過ぎ、今回のレースで義務づけられている3回目のピットストップに入る。村田から小泉にスイッチ。なんとか追い上げてお立ち台を狙いところだが、3番手を走るS2000との差は1ラップ以上と厳しい状況。逆に5番手につけるハチロクには、100秒以上のリードを持っているが、かなり速いラップタイムで追い上げてきていることも考慮して、ここでタイヤ交換せずに小泉を送り出した。
結局、このポジションを守ることになり、開幕戦はクラス4番手、ハチロク勢のトップで5時間を走りきることに成功した。また、今回はボーナスポイントがつくレースだったため、12ポイントを獲得。当チームのハチロクのポテンシャルを考えると、今シーズンも厳しい状況となるのは必至だが、幸先のいいスタートを切ることができた。
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