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モータースポーツ

SUPER GT 2013

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■概要 /Outline
 2016年のニュルブルクリンク24時間レース(以下、ニュル24時間)が5月26日~29日、ドイツ南西部のサーキット、ニュルブルクリンクを舞台に開催。今大会にも計158台のマシンがエントリーしており、国内外のモータースポーツで活躍するENDLESSも2台のM6 GT3を投入するBMWの有力チーム「シューベルト・モータースポーツ」を筆頭に数多くのチームをバックアップ、40台以上のユーザーが過酷な24時間レースにチャレンジした。

なかでも素晴らしいパフォーマンスを見せたのが、シューベルト・モータースポーツが投入する2台のBMW M6で、18号車が予選で2位に付けるほか、100号車も13番手タイムをマークするなど好タイムを連発。残念ながらシューベルトの2台は予期せぬハプニングで18号車が120位に終わるほか、100号車もリタイアに終わるものの、上位12台中5台がENDLESSのサポートチームで、数多くのユーザーが上位争いを展開している。

 さらに激戦のSP3Tクラスに目を向けるとスバルのワークスチームとしてVAB型WRXを投入する「STI」がクラス2連覇を達成するほか、SP3クラスでは2台のカローラ・アルティスを投入する「トヨタ・チーム・タイランド」が活躍。123号車がクラス2位、124号車が同4位につけるなど2016年も数多くのENDLESSユーザーが各クラスで躍進した。
■ニュルブルクリンク24時間レースの特徴 /About Nurburgring 24 Hours Race
 ドイツの最大都市、フランクフルトから北西に位置する山岳サーキット、ニュルブルクリンクを舞台にした24時間の耐久レースで、1970年にドイツの自動車連盟、ADACが主催するローカルイベントしてスタート。当初は草レースとして人気を集めていたが、1990年代に入ると世界各国の自動車メーカーやタイヤメーカー、パーツメーカーが参入するようになり、ル・マン24時間レースに次ぐ人気の国際レースへ発展した。

 舞台となるニュルブルクリンクは1927年に建設されたサーキットで、ニュル24時間は約20kmの北コースと約5kmのグランプリコースを組み合わせた約25kmのロングコースで開催されている。とくにノルドシュライフと呼ばれる北コースは170以上のコーナーを有するほか、高低差も300mmと激しいアップダウンを持つ過酷なサーキットで、エスケープゾーンが狭く、路面もバンピー。しかも、気まぐれな天候の影響により、路面コンディションが不安定となっていることから、コースの東側がウェット、西側がドライ……といったことも珍しくはない。そのため、ニュル24時間では常に脱落者が続出するサバイバルレースが展開されているのだが、同レースにおいてもENDLESSは豊富な実績を持つ。

 これまでENDLESSはポルシェ911を投入する地元の有力チーム、マンタイレーシングをサポートしており、常にトップ争いを展開している。同コースの最高スピードはクルマによって300km/hに達するほか、前述のとおり、コーナー数もアップダウンも多いことからブレーキにとっては過酷なシチュエーションとなっているものの、マンタイレーシングはENDLESSのブレーキパッドを武器に抜群のパフォーマンスを披露。スピードはもちろんのこと、ブレーキ無交換を含めた優れたレースマネジメントで、これまでENDLESSをパートナーに計4度の勝利を獲得している。さらに2012年および2014年の大会では同じくENDLESSがサポートするアウディのカスタマーチーム、フェニックスレーシングのR8が勝利を獲得するなどニュル24時間でも躍進。その実績は高く評価されており、2016年も数多くのチームがENDLESSのブレーキアイテムを採用している。特に今大会ではブレーキパッドのみならず、GT3を中心に11台がE-Slitローターを採用し、そのパフォーマンスが高く評価されているのである。
■レースレポート /Race Report
 世界一の草レースの愛称を持つニュル24時間が5月26日~29日に開催。今大会にも計158台がエントリーしており、40台以上のENDLESSユーザーが過酷なイベントにチャレンジするなか、そのなかで幸先の良いスタートを切ったのが、BMWのカスタマーチームとして2台のM6 GT3を投入するシューベルト・モータースポーツだった。19日の午後に行われた練習走行ではタイムが伸び悩むものの、夕刻に行なわれた1回目の予選では18号車が5番手タイム、100号車が18番手タイムをマークしている。さらに20日の夕刻に行われたトップ30予選でも18号車が2番手タイムを叩き出し、決勝グリッドの最前列を獲得するほか、100号車も13番手タイムをマーク。2台ともに抜群のスプリント能力を披露していた。  それだけに決勝でもシューベルト・モータースポーツの躍進が期待されていたのだが、2台のBMW M6 GT3は予想外のハプニングに祟られることとなった。

 2016年の大会は曇天の空の下、28日の15時30分にスタートを切るものの、1時間もしないうちに天候が急変し、ニュルブルクリンクの周辺は激しい雨に祟られる。さらに局地的に雹(ひょう)が路面を覆い尽くし、それに足元を救われるかのように10数台を巻き込む多重クラッシュが発生。事故車両がコースを塞ぐほか、いたるところで立ち往生するマシンが続出したことからレースは赤旗で中断されることとなった。

 まさに波乱含みの展開となるなか、約3時間後にレースが再スタート。この混乱を生き延びたシューベルトの2台もポディウムフィニッシュ、そして総合優勝を目指して18号車が2番手、100号車が15番手で再スタートを切るものの、予想外のハプニングが18号車を襲う。スタートから6時間後に18号車がマシントラブルでストップ。なんとかマーシャルカーに牽引されてピットへ辿り着くものの、完全に上位争いから脱落することとなった。  これに対してチームメイトの100号車はスタートから6時間後に7番手に浮上。さらに一夜明けた翌26日の朝7時には5番手、同9時には表彰台圏内の3番手に浮上するなど順調にポジションを上げていた。それだけポディウムフィニッシュが期待されていたのだが、周回遅れのマシンと接触してコースアウト。そのままリタイアすることとなった。

 結局、マシントラブルに祟られた18号車も26日の早朝にレースへ復帰するものの、マシンの修復に多くの時間を費やしたことで120位に低迷している。

 とはいえ、E-Slitローターを採用した11台を含めて数多くのENDLESSユーザーが上位争いを展開。最終的に上位12台中5台がENDLESSのブレーキアイテムを採用するなど、サバイバルレースと化した2016年の大会でENDLESSが技術力を証明した。

 一方、激戦のSP3Tクラスに目を向けるとスバルのワークスチーム、STIがVAB型WRXで躍進している。昨年の大会でクラス優勝を果たした実績から今大会はリストリクター系が縮小され、エンジンのパワーダウンを強いられたが、エアロダイナミックを中心とする車体側の改良でラップタイムが向上。予選こそクラス2位に留まることとなったが、決勝ではAWDを活かして雨の前半戦で首位に浮上すると、そのまま最後までコンスタントな走りを披露した。その結果、総合20位で完走を果たし、SP3Tクラスで2連覇を達成。2011年以来、通算4度目のクラス優勝を獲得した。

 そのほか、SP3クラスではトヨタ・チーム・タイランドをサポートしており、2台のカローラ・アルティスが粘り強い走りを披露。123号車がクラス2位、124号車が同4位に付けたことも2016年大会のエピソードと言えるだろう。

 このように2016年のニュル24時間レースでもENDLESSユーザーが躍進。なお、国産モデルのトップに着けたのは「ニッサンGTアカデミー・チームRJN」のニッサンGT-Rで、予選は24位に留まるものの、決勝では安定した走りを披露。35号車が総合11位で完走を果たした。
■レースギャラリー


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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