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Ewig
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■概要
国内外のレースシーンで活躍するENDLESSは国内外のラリー競技でも活躍。なかでも、 国内トップシリーズのJRC(全日本ラリー選手権)では、これまでに数多くのタイトルを 獲得しており、2015年もENDLESSのサポートドライバーが最高峰のJN6クラスでトップ争 いを展開している。
そのなかで注目したいのが、LUCK SPORTSの勝田範彦でGRB型スバルWRXを武器に開幕 戦のターマックイベント「ツール・ド・九州」で躍進。14本中6本のステージを制覇して、 前人未到の大会10連覇を達成している。 一方、ADVAN-PIAA Rally Teamの奴田原文雄も三菱ランサーエボリューション10を武器 に2位に入賞したほか、SUBARU TEAM ARAIの新井敏弘も新型となるVAB型スバルWRXのセ ッティングに苦戦しながらも3位に入賞、ENDLESSユーザーが表彰台を独占している。 さらに新井敏弘の長男、大輝もGRB型スバルWRXで4位に入賞したほか、今季よりGRB 型スバルWRXでJN6クラスに参戦するTEAM221 RACINGの筒井克彦が9位で完走した。その ほか、JN5クラスでは注目のニューマシン、MINI JCWクロスオーバーを投入するMINI CROSSOVER RALLY TEAMの大橋逸夫が11位完走を果たすなど2015年もJRCではENDLESSユ ーザーが躍進。同シリーズでもブレーキの制動力および耐久性が求められる過酷なイベン トが多くなっているだけに、抜群のパフォーマンスを持つENDLESSユーザーがタイトル争 いを左右することだろう。
■2015年の全日本ラリー選手権/Japanese Rally Championship 2015
2015年の全日本ラリー選手権(JRC)が4月11日~12日、佐賀県唐津市の林道ターマッ クを舞台にした第1戦「ツール・ド・九州」で幕を開けた。 同イベントは三方山および七山の周辺にステージが設定されているのだが、テクニカル なコーナーが連続することからブレーキにとっては過酷なイベントで、常にENDLESSユー ザーがトップ争いを展開。そのなかで最も注目を集めていたのが、SUBARU TEAM ARAIの新 井敏弘だと言えるだろう。新井はJRCを経て、世界ラリー選手権(WRC)およびプロダクシ ョンカー世界ラリー選手権(PWRC)で活躍してきたドライバーで、2005年および2007年 のPWRCでタイトルを獲得。2011年にはインターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ(IRC) でプロダクションカップの初代チャンピオンに輝くなど海外ラリーでの実績が高い。2014 年からは再び活動の場をJRCに移しており、昨年はランキング3位を獲得。そして、2015 年はタイトル獲得に向けて新型のVAB型スバルWRXを投入した。
同モデルは2014年にデビューした四世代目のWRXで、高速レンジでのトラクション性能 が高く評価されている。それだけにラリーシーンにおいてもライバル車両を凌駕するパフ ォーマンスが期待されていたのだが、新井はマシンの熟成不足に苦戦を強いられることと なった。4日に行われたオープニングのSS1こそベストタイムを叩き出すものの、その後 はSSウインを獲得できずにステージを消化。コンスタントな走りを披露するものの、トッ プ争いからは徐々に引き離され、3位で開幕戦を終えることとなった。
このようにニューマシンの投入で話題を集めた新井は3位に惜敗することとなったが、 その前方では、LUCK SPORTSの勝田範彦とADVAN-PIAA Rally Teamの奴田原文雄らふたり のENDLESSユーザーが激しいトップ争いを展開していた。
主導権を握ったのは2007年から2008年と2010年から2013年にかけて計6回に渡って JRCのチャンピオンに輝いている勝田でGRB型スバルWRXを武器に6本中3本のステージ でベストタイムをマーク。デイ1をトップでフィニッシュする。 これに対して2014年のJN6クラスを含めて、最高峰クラスで計9回のタイトル獲得経験 を持つ奴田原も三菱ランサーエボリューション10で序盤から好タイムを連発。8本中3本 のステージでベストタイムをマークし、首位・勝田とわずか0.5秒差の2番手でデイ1を フィニッシュした。
翌5日のデイ2でも勝田と奴田原の2台は激しい一騎打ちを展開。その混戦を抜け出し たのはデイ2で3本のSSを制した勝田で最後までポジションを守り抜き、前人未到の大会 10連覇を達成する。SS13を制するなど猛追を見せた奴田原は2位に惜敗したものの、ポデ ィウムフィニッシュで2015年のシーズンをスタート。前述のとおり、新井も3位で表彰台 を獲得するなどENDLESSユーザーが表彰台を独占しただけに、2015年もENDLESSがサポー トする新井、勝田、奴田原ら"ビッグ3"がタイトル争いを左右するに違いない。
一方、2015年のJRCには新井の息子、大輝と勝田の息子、貴元がGRB型スバルWRXでエ ントリー。PWRCおよびJRC王者の息子たちが最高峰のJN6クラスに参戦していた。 まず、新井の息子、大輝は1993年生まれの弱冠22歳の若手ドライバーで、免許を取得 した2013年にJRCへデビュー。2014年には国内外のラリーにスポット参戦を果たし、第7 戦のラリー北海道では5位完走を果たしたことは記憶に新しい。2015年の開幕戦として開 催されたツール・ド・九州でも大輝は慣れない左ハンドル車に苦戦しながらもコンスタン トな走りで4位入賞。SS9では父の敏弘を抑えて2番手タイムをマークするなど持ち前の スピードをアピールした。
これに対して勝田の息子、貴元も1993年生まれの22歳のドライバーで、レーシングカ ートを経て、20111年のFCJ(フォーミュラ・チャレンジ・ジャパン)でタイトルを獲得す るほか、2012年および2013年には全日本F3選手権で活躍するなど主にサーキットでのレ ース競技で才能を発揮。その一方で、ラリー競技でも素晴らしいパフォーマンスを披露し ており、2014年のJRC第8戦のハイランドマスターズではトヨタ86を武器にJN5クラス を制している。残念ながら今大会のツール・ド・九州ではSS3でコースアウトを喫し、デ イリタイアを選択するほか、再出走を果たしたデイ2ではエンジントラブルに祟られてリ タイアすることとなったが、長年のレース経験で抜群のスピード感を持つだけに日本屈指 のスプリンターへ成長する可能性が高い。いずれにしても大輝、貴元ともにまだまだ経験 不足は否めないものの、着実に成長しつつあるだけにENDLESSがサポートするこの若き才 能に注目したい。
このほかにもGRB型スバルWRXでJN6クラスに参戦するTEAM221 RACINGの筒井克彦も ENDLESSユーザーのひとりで開幕戦のツール・ド・九州は9位で完走。4WDターボの経験こ そないものの、昨年までホンダS2000を武器にJN5クラスで活躍した実績を持つだけに、 WRXに慣れたシーズン後半には上位争いに絡んでくることだろう。
さらにJN5クラスに目を向けると注目のニューマシン、MINI JCWクロスオーバーを投入 するMINI CROSSOVER RALLY TEAMの大橋逸夫もEBDLESSのサポートドライバーで、MINIの デビュー戦となったツール・ド・九州ではクラス11位で完走。今大会ではマシンの熟成不 足が否めず、探りながらのドライビングとなったが、MINI JCWクロスオーバーはラリー競 技に対して素性の良さが伺えるだけに今後も進化を続けていくに違いない。
このように2015年もJRCでは数多くのENDLESS勢が各クラスで活躍しているだけに、今 後もその動向に注目したいものだ。
■ユーザーの声/User’s Voice
Voice 1
新井敏弘/Toshihiro Arai
SUBARU TEAM ARAI/ドライバー
マシン:スバル・インプレッサWRX STI
「今大会からVAB型のWRXを投入したけれど、ホイールベースが長いので、中低速コーナ ーでのアンダーステアに苦戦しました。車両重量もGRB型に比べて約35kgも重くなったけ ど、ENDLESSのモノブロックキャリパーはキャパシティが大きいのでブレーキは安定して います。VAB型でもブレーキに関してはまったく問題ないですね」
Voice 2
勝田範彦/Norihiko Katsuta
LUCK SPORTS/ドライバー
マシン:スバル・インプレッサWRX STI
「ENDLESSのモノブロックキャリパーを使っているんですけど、初期タッチのフィーリン グもいいし、コントロールもしやすいのでいいですね。僕は他のドライバーと比べてもブ レーキを多用するんですけど、ENDLESSのモノブロックキャリパーは制動力も安定してい るし、フィーリングも変わらないので安心してドライビングできます」
Voice 3
奴田原文雄/Fumio Nutahara
ADVAN-PIAA Rally Team/ドライバー
マシン:三菱ランサーエボリューション10
「ENDLESSのモノブロックキャリパーは安定していますね。純正のブレンボは冷えた状態、 つまり走り始めは制動力が弱いし、ステージ後半がきつかったりするんですけど、ENDLESS は最初から最後まで制動力が安定しているし、フィーリングも代わらないのでコントロー ルもしやすい。ブレーキの厳しいターマックイベントでもブレーキに対する不安はなくな りました」
Voice 4
筒井克彦/Katsuhiko Tsutsui
TEAM221 RACING/ドライバー
マシン:スバル・インプレッサWRX STI
「JN5クラスの時はENDLESSを使っていなかったんですけど、JN6クラスはスピードも速い し、クルマも重いですからね。エンジニアの勧めでWRXの投入に合わせてフロントに ENDLESSのモノブロックキャリパーを採用しました。最初はブレーキのバランスに苦労し たけれど、セッティングが出てからはバッチリです。初期タッチはもちろん、コントロー ルがしやすいのでブレーキングがラクになりました」
Voice 5
大橋逸夫/Itsuo Oohashi
MINI CROSSOVER RALLY TEAM/ドライバー
マシン:MINI JCWクロスオーバー
「今年から初めてENDLESSのブレーキシステムを使っているんですけど、やっぱりいいで すね。事前のテストが1回だけだったので、セッティングを煮詰めきれず、試しながらの ドライビングでしたが、ブレーキに関してはまったく問題はありませんでした。コントロ ール性が高いシステムだと思います」
■Topics
冷却性能が向上し、ばね下重量の低減にも貢献 新井敏弘が投入! 新開発の「メッシュパッド」
前述のとおり、JRCでは数多くのENDLESSユーザーが活躍。いずれもトップチームおよ びトップドライバーたちがENDLESSのモノブロックキャリパーおよびブレーキパッドを採 用しているのだが、ENDLESSではモータースポーツシーンでのさらなるパフォーマンスア ップを果たすべくニューアイテムを開発、2015年の開幕戦、ツール・ド・九州に投入した。 注目の新製品は今年3月にリリースされたばかりの積層焼結金網ブレーキパッド、通称 「メッシュパッド」で、同アイテムは文字どおり、5層に積層焼結をしたステンレスメッ シュをバックプレートに採用。これによりスチール製バックプレートを採用した製品に対 して約半分の重量......といったように大幅な軽量化を実現した。このため、ばね下重量 の
低減を実現し、運動性能が向上。さらにメッシュ構造によるメリットは軽量化のみに留ま らず、ガス抜き性能の向上と表面積の拡大により冷却性能が向上したことも同製品のポイ ントと言っていい。これにより高負荷時においてもより安定した制動力を発揮。事実、ツ ール・ド・九州でメッシュパッドを投入した新井によれば「すごく良かった。初期タッチ のフィーリングが柔らかいから、より多くのドライバーが扱いやすいと感じると思う」と 語っているだけに、ラリー競技に最適なアイテムだと言えるだろう。
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