
今シーズンの鈴鹿ラウンドもまたWTCCのサポートレースとして組み込まれての開催となったが
エントラントの意見を多く取り込むなど、充実したレースとなった。
日陰に入るとそんなに暖かさは感じないが、ピット前に出ると暖かく、路面温度も38℃にまで上がった中で決勝レースは始まった。
ランキング3位の当チームは、2列目からのスタート。ローリングからのスタートだが、タイミングの合わなかったのか、小泉はやや出遅れてしまい、S字コーナーまでに3台にパスされ、6番手にまで後退、さらにもう1台にパスされ、オープニングラップは7番手。2ラップ目には5番手にまで上がっていたS2000が意表を突く早めのピットストップ。これで6番手に上がり、翌ラップには2番手争いしていたインテグラが他マシンとの摂取クで大きく……。弄せずして5番手にポジションを戻す。さらにフライング判定を受けた1台がドライブスルーペナルティ。小泉は4番手にまでポジションを戻し、10ラップを走りきったところでピットストップ。約23秒のピットストップで小河をコースに送り出す。この時点で15番手までポジションを落とすが小河は2分24秒台のラップを重ねて、15ラップ目には9番手にまでポジションを戻す。
今シーズンのチャンピオン争いは、全6戦中、5戦の有効ポイント制。1戦はノーポイントでもカウントされないが、ランキングトップのマシン(ノーポイントが1レース)との差は21ポイント以上に広がってしまい、この時点でチャンピオンの夢は断たれた。とは言え、まだ、ランキング6位。上位に残れるチャンスはあるため、最終戦のオートポリスでは持てる力を確実に引き出し、2014シーズン「終わり良ければすべてよし」で締めくくるべく、九州に乗り込みたい。
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