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■[スターティング グリッド] 13号車 3位
今シーズンの鈴鹿ラウンドもまたWTCCのサポートレースとして組み込まれての開催となったが エントラントの意見を多く取り込むなど、充実したレースとなった。
昨シーズンはスプリント×3レースだったが、本来の「耐久」にこだわり、サポートレースとして割り与えられた時間いっぱいの2時間20分レースに変更。また、決勝レースはこれまでのようにST-X〜ST-5までの全クラス混走ではなく、Group.1/2の2グループ(ST-X〜ST-3までの4クラスがGroup.1 ST-4/5の2クラスがGroup.2)に分け、Group.2は土曜日、Group.1は日曜日にそれぞれ決勝レースが行われた。
これにより予選はなくなったが、他クラスのマシンに影響される事が少ないスプリント要素を多く含んだ耐久レースに変身を遂げた。鈴鹿サーキットのフルコースの場合、最も速いST-Xクラスのマシンは2分02秒台でラップするのに対し、当チームのマシンが走るST-4クラスのラップタイムは2分21秒台。実に20秒近くのラップタイム差があり、机上の計算とはいえ8ラップ目にはST-Xのマシンが後方から迫ってくる事になる。これがストレート上ならST-Xのマシンが勝手に抜いていくが、コーナーだと仮にST-4クラスのマシンがトップ争いを展開されていたとしてもST-Xのマシンにラインを譲る事が多い。
さらにセーフティカーが入るときは、総合のトップを走るマシン(通常はST-Xクラス)の前のため、他クラスのマシンは仮に1秒圏内のバトルを繰り広げていても、その間に総合トップのマシンが入り込むと、いきなりラップ遅れになってしまう。もちろん、その逆もあって、ラップ遅れが同一ラップになる事も少なくない。
しかし、今回はGroup.2の最速クラスは、当チームが走るST-4クラスとなるため、こういったツキに左右される事態は起きにくい。まさにスプリントに近いガチンコレースなのだ。ココでも速さを見せつけられたら……。
上位でチェッカーを受ければ、チャンピオン争いも最終戦まで持ち込めるだけに、金曜日の公開練習、土曜日の早朝に行われるフリー走行ともに精力的に走り込み、各部のセットアップを行った。S2000などのHONDA勢やGAZOOのハチロクには後れを取るが、今シーズン、最もいい仕上がりで決勝レースを迎える事が出来た
■[決勝] 13号車 リタイア
PM1:31 スタート 3時間レース ドライ
早朝のフリー走行後、決勝レースは小泉がスタートを担当、30分強の走行でピットストップ。 タイヤ交換はせず、給油して小河にスイッチ。小河が引っ張れるところまで引っ張り、2回目のピットストップ。給油に加えて、今回のレースで義務づけられているタイヤ交換をここで行い、村田がチェッカーを目指すことをミーティングで確認した。
日陰に入るとそんなに暖かさは感じないが、ピット前に出ると暖かく、路面温度も38℃にまで上がった中で決勝レースは始まった。
ランキング3位の当チームは、2列目からのスタート。ローリングからのスタートだが、タイミングの合わなかったのか、小泉はやや出遅れてしまい、S字コーナーまでに3台にパスされ、6番手にまで後退、さらにもう1台にパスされ、オープニングラップは7番手。2ラップ目には5番手にまで上がっていたS2000が意表を突く早めのピットストップ。これで6番手に上がり、翌ラップには2番手争いしていたインテグラが他マシンとの摂取クで大きく……。弄せずして5番手にポジションを戻す。さらにフライング判定を受けた1台がドライブスルーペナルティ。小泉は4番手にまでポジションを戻し、10ラップを走りきったところでピットストップ。約23秒のピットストップで小河をコースに送り出す。この時点で15番手までポジションを落とすが小河は2分24秒台のラップを重ねて、15ラップ目には9番手にまでポジションを戻す。
トップ争いを繰り広げるS2000とGAZOOのハチロクは、1回目のピットストップを30ラップ過ぎまで引き延ばす作戦に出ていた為、その差は90秒以上にまで広がっていたが、トップ2台のピットストップが終わった時点では、10数秒にまで縮まっていた。
小河は25ラップを走った35ラップ目、4番手にまでにポジションを上げてピットに滑り込んでくる。タイヤ交換、給油など一連の作業を約32秒で終わらせて、村田をコースに送り出す。この時点で村田は8番手、まだ1回しかピットストップを消化していないトップのマシンとの差は約110秒。机上の計算にすぎないが、チェッカーまでの時間(約45分)、村田やライバル勢のラップタイムから3番手、展開によっては1〜2位も狙える位置にまでポジションを戻す事に成功。村田は2分24秒台で追い上げる。
ところが……。村田に乗り換わって5ラップ目、無線から「パワーがないよ」との声が響く。その直後、白煙に包まれた当チームのマシンがモニター(オーロラビジョン)にアップで映し出される。原因はエンジントラブルだがピットに戻れるような状況ではなく、村田はマシンから降りるしかなかった。万事休す。
今シーズンのチャンピオン争いは、全6戦中、5戦の有効ポイント制。1戦はノーポイントでもカウントされないが、ランキングトップのマシン(ノーポイントが1レース)との差は21ポイント以上に広がってしまい、この時点でチャンピオンの夢は断たれた。とは言え、まだ、ランキング6位。上位に残れるチャンスはあるため、最終戦のオートポリスでは持てる力を確実に引き出し、2014シーズン「終わり良ければすべてよし」で締めくくるべく、九州に乗り込みたい。
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