ブレンボキャリパー等他社製ビッグローターの補修用ディスクローター
他社製ビッグキャリパー用ディスクローター
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※実際の商品・パッケージとは色や仕様が異なる場合がございます。
ブレンボキャリパー等他社製ビッグローターの補修用ディスクローター
他社製ビッグキャリパー用ディスクローター

材質:特殊カーボン配合スチール
形状:2ピースタイプ(補修ディスクのみ)
特殊熱処理加工済み
スリット形状:カーヴィングスリットもしくはEスリット

フロント/リア:各60,500円~(税込価格)/枚
※1枚あたりの価格となります。
ブレンボキャリパー等他社製ビッグローターの補修用ディスクローター

ブレンボキャリパーやアルコン等のビックキャリパーキットをお使いの方でも弊社のディスクローターが使用可能になります。材質にはエンドレス独自の技術で特殊カーボンを配合し、レースシーンで培ったノウハウから導きだされた最適なスリット加工を施しました。
「特殊熱処理加工について

ハードな走行を繰り返すと、ローター表面には熱による膨張・収縮により、細かいヒビ割れ(ヒートクラック)が発生し、適度な摩擦が得られなくなります。それを防ぐため、事前に特殊熱処理を行うことで、ローター自体の成分を安定させ、ハード走行時のヒートクラックを大幅に減少しました。それによりローターの寿命が延び、安心して長期間使用することが可能となりました。
2種類のスリット形状が選択可能

カーヴィングスリット・E-スリットからスリット形状をお選びいただけます。(スリットレスは不可)
『E-スリット』は、なめらかにパッドを削るロングスリットと、強い制動力をもたらすEスリットがダブルのシェービング効果を発揮することでブレーキパッドを常に最適な状態に保ち、さらなる制動力の向上を実現します。
ローター表面のロングスリットが消え、Eの文字が浮き上がった時が交換の目安となります。これにより、ブレーキローターの摩耗状態を確認することができます。
ローター温度域を可視化する「サーモペイント」を塗装

サーモペイント新品時

サーモペイント450度10分間継続

サーモペイント630度10分間継続
ブレーキローター「Racing」は、使用温度域を確認するためにローター外周部に"サーモペイント"が塗装されています。サーモペイントは、各々に設定された温度を一定時間維持すると白く変色する性質を持っており、設定温度毎に色が異なります。

緑色とピンク色の2色を塗装しており、緑色は約450℃、ピンク色は約630℃をおおよそ10分間持続すると白色に変色します。
(※設定された温度より若干低くても持続する時間が長くなると徐々に変化し、逆に設定温度を大きく上回ると短い時間でも変色する性質があります。)

サーキット走行などでセミメタリック材のブレーキパッドを使用する場合にはベディング(高温でのあたりづけ)が必要になります。その際、ローターの温度が十分でないと、材質によってはブレーキジャダーが発生することがあります。ベディングの際に緑色のサーモペイントが変色していることが、十分な温度でのベディングが行われたというひとつの目安となりますので、ベディングの際には緑色のサーモペイントの変色具合をご確認ください。

ピンク色のサーモペイントが変色した場合、600℃以上という非常に高い温度での走行が確認されます。鋳鉄製のローターは材質の性質上650℃が使用限界(瞬間温度ではなく持続温度として)となりますので、ブレーキダクトなどの冷却、もしくはローターの大径化などによる熱容量のアップをご検討ください。

ベディングについて
高温特性を重視したサーキット専用パッドは、本来の性能を発揮させるために、ハードな走行をする前にあらかじめ熱を加え、アタリ付けをする「ベディング」という作業が必要不可欠です。 ベディングはトップカテゴリーであるSUPER GTやWRC、ヨーロッパで行われているさまざまなレースでも必ず行われています。 セミメタル系ブレーキパッドをご使用になる前には、高温性能の安定化やパッドとローターのライフを延ばすためにも、適切なベディングが必要となります。

【ベディング方法】
新品装着時のサーキット走行において、ハードブレーキを避けながらローター温度を400~500℃位まで上げて、アタリ付けをします。その後、自然冷却により100℃以下まで下げれば終了です。

※雨天時のベディングではブレーキパッド本来の性能を引き出すことができない場合がございます。できるだけベディングは晴天時に行ってください。