ご購入の前に必ずお読みください
ENDLESSキャリパーキット注意事項
キャリパーキットご注文の際の注意事項
ENDLESSキャリパーキットご購入前に、必ずホイールの適合確認を行ってください。ホイール銘柄・サイズを当社宛にご連絡いただくか、またはキャリパー適合表にある「型紙」にてご確認ください。尚、純正ホイール及び一部メーカーのホイールについては、当社でお調べすることができませんので、適合表にある型紙を使用してご確認くださいませ。(純正ホイールと弊社のブレーキキャリパーとのマッチングは、ごく一部を除き装着が困難となります。)
ENDLESSキャリパーキット装着の際、ローターのバックプレート加工(切削・曲げ等)が必要となります(一部車種を除く)。予めご了承ください。
一部キャリパーキットを除き、キャリパーキット及びローターベルハウジングに特注色を施すことが可能です。詳しくは『特注色オーダー』をご覧ください。
アルマイト加工は、サーキット走行等による連続した高温状態、紫外線などの影響を受けやすく、色褪せや色剥げする場合があります。極力色褪せや色剥げを抑えたい方には、レーシングアルマイト(キャリパーボディ)やタフラムコート(ベルハウジングのみ)がおすすめです。また、アルマイト処理は色ムラ、ロットによる若干の色違いがございますので、予めご了承くださいませ。尚、アルマイト加工を施した製品に関しまして、オーバーホール時などに再度アルマイト加工を施すことはできかねます。
ENDLESS鍛造キャリパーは、高剛性化を図るためにシリコン含有量の多い素材を使用しております。このため、アルマイトの特性上、若干の色ムラが出てしまう場合がございます。また前後セットの場合、前後で色合いが異なる場合がございます。ご了承ください。
RacingMONOシリーズは、無着色の超硬質アルマイト処理を施しております(使用する材質の特性上、着色は不可です)。
浮き文字が標準タイプのキャリパーキットは、ご要望に応じて、モノブロックキャリパー等に採用の彫り文字「ENDLESS」ロゴの施工が可能です(下記「キャリパーキット特注加工追加料金一覧表」をご参照ください)。
キャリパーキットに付属のブレーキパッドは選択可能です。キャリパーごとに選択できるブレーキパッドが異なります。設定以外のブレーキパッドは、別途料金となります。
詳しくは『キャリパーキット専用 補修ブレーキパッド一覧表』をご覧ください。

キャリパーキットに付属のローターは一部キャリパーキットを除き、「カーヴィングスリット」仕様となります。キャリパーキットに付属のローターを「Eスリット」タイプにする場合、2枚につき+税込11,000円(本体価格10,000円)でお受けします。
※「RacingMONOシリーズ」はEスリット仕様です。
※「CMCキット」はドリルド仕様です。Eスリットへの変更はできません。
※「ROVER MINI専用」は、12inch専用4POTはEスリット、10inch専用4POTはドリルドタイプとなります。
ENDLESS鍛造キャリパーに使用するブレーキフリュードは、DOT4規格以上をご選択ください。
ENDLESS鍛造キャリパー及びキットに付属の2ピースローター(アルミ製ベルハウジング部分)は、アルマイトの再処理できませんので、あらかじめご了承くださいませ。
キャリパーキットご使用の際の注意事項
ブレーキキャリパーは連続使用で180℃を超えない範囲でご使用ください。
ハード走行及びサーキット走行の際にはクーリングラップを必ず設け、ブレーキシステムの温度上昇を避けてください。
キャリパーボディの温度計測には『ENDLESS サーモシール』をお勧めします。
ENDLESS鍛造キャリパーのオーバーホールを当社にご依頼いただく場合、基本工賃はキャリパー1個につき税込11,000円(本体価格10,000円)、その他消耗部品代がかかります。作業開始前(分解前)に概算のお見積を提示させていただきます。
ENDLESS鍛造キャリパーは、ピストンシール等リペアキットの販売を行っております。詳しくは『ENDLESSキャリパー専用リペアキット』をご覧ください。
ブレーキローターの日常的なメンテナンスについて・ご使用の際の注意事項
弊社2ピース・3ピースローターをご使用の方は、ご使用開始後1年または5,000kmごとに、定期的なローター各部の点検をお願いします。
点検していただきたい箇所は、以下の点となります。
 (ア)固定ピン・ボルトに緩みがないこと
 (イ)ディスク面にひび割れや亀裂・錆・腐食等がないこと
 (ウ)ベルハウジング部表裏両面のアルマイトの色落ちや錆・腐食がないこと
◆新品状態
◆色落ち(腐食状態)
融雪剤等腐食を促進する成分が付着しますと、錆や腐食の原因となりますので、冬道の走行後は定期的な洗浄をお願いします。
上記点検で問題が見つかった場合は、ご購入店・販売代理店・または弊社までお問い合わせください。
必要であれば、オーバーホールや補修部品の交換などをご案内します(ご案内する案内は、お客様のご使用状況などにより異なります。)
お客様のメンテナンス不足が原因としたトラブルにつきましては、いずれもクレーム対象外とします。
ハード走行及びサーキット走行の際にはクーリングラップを必ず設け、ブレーキシステムの温度上昇を避けてください。
ブレーキラインに関する注意事項
本製品のブレーキラインは、定期的な点検をしてください。破断、破断の恐れがある場合やブレーキフルードが漏れている場合は直ちに使用を中止し、ご購入店・販売代理店・または弊社までお問い合わせください。
また、安全のため3年を目処に新品へ交換してください。
上記点検で問題が見つかった場合は、ご購入店・販売代理店・または弊社までお問い合わせください。
必要であれば、補修部品の交換などをご案内します(ご案内する案内は、お客様のご使用状況などにより異なります。)
お客様のメンテナンス不足が原因としたトラブルにつきましては、いずれもクレーム対象外とします。
ベディングについて
高温特性を重視したサーキット専用パッドは、本来の性能を発揮させるために、ハードな走行をする前にあらかじめ熱を加え、アタリ付けをする「ベディング」という作業が必要不可欠です。 ベディングはトップカテゴリーであるSUPER GTやWRC、ヨーロッパで行われているさまざまなレースでも必ず行われています。 セミメタル系ブレーキパッドをご使用になる前には、高温性能の安定化やパッドとローターのライフを延ばすためにも、適切なベディングが必要となります。

【ベディング方法】
新品装着時のサーキット走行において、ハードブレーキを避けながらローター温度を400~500℃位まで上げて、アタリ付けをします。その後クーリングラップを必ず設け、自然冷却により100℃以下まで下げれば終了です。

※雨天時のベディングではブレーキパッド本来の性能を引き出すことができない場合がございます。できるだけベディングは晴天時に行ってください。