2024全日本ラリー選手権 ラリー北海道
2024年もJN1クラスでENDLESSユーザーが活躍
奴田原文雄が3位、新井敏弘が4位に入賞
TOYOTA GAZOO Racing WRJにブレーキアイテムを供給!
LUCK with ROOKIE Racing RALLY Teamの勝田範彦も好タイムを連発
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概要/Outline
国内外のレースシーンで活躍するENDLESSはラリーシーンでも活躍。世界ラリー選手権のWRCでTOYOTA GAZOO Racing WORLD RALLY TEAM、M-SPORT FORD WORLD RALLY TEAMをサポートするほか、国内最高峰シリーズとなる全日本ラリー選手権、JRCでもトップドライバーおよびトップチームをサポートしており、2024年もENDLESSユーザーたちが上位争いを展開している。

まず、最高峰のJN1クラスでは眞貝知志を要するTOYOTA GAZOO Racing WRJにオフィシャルサプライヤーとしてブレーキアイテムを供給するほか、LUCK with ROOKIE Racing RALLY Team の勝田範彦、SUBARU TEAM ARAIの新井敏弘、NUTAHARA Rally Teamの奴田原文雄をサポート。さらにTHREE FIVE MOTORSPORTの福永修もENDLESSユーザーとして活躍しており、ラリー北海道でも54号車「ADVAN KTMS GRヤリスラリー2」の奴田原が3位で表彰台を獲得したほか、55号車「SUBARU WRX S4」の新井が4位、53号車「OSAMU焼肉ふじ☆CTE555ファビア」の福永が6位に入賞。

さらにラリー北海道にスポット参戦したTOYOTA GAZOO Racing AUSTRALIAのハリー・ベイツもENDLESSユーザーで、青いブレーキパッドを装着した56号車「GR YARIS Rally2」を武器に2位入賞を果たした。

そのほか、JN2クラスに目を向ければLUCK Jr RALLY TEAMで65号車「名古屋スバルラックDL WRX」を駆る三枝聖弥やLUCK RALLY TEAMで67号車「ラックDLモビリティ東名古屋GRカローラ」を駆る松岡孝典もENDLESSのブレーキアイテムを装着したマシンで好タイムを連発。

一方、XC2クラスに目を向ければTCP-MAGICの寺川和紘もENDLESSのブレーキパッドを装着した111号車「TOYOTIRES MAZDA CX-5」で2位に入賞するなど、2024年のラリー北海道でもENDLESSユーザーたちが素晴らしい走りを披露していた。

2024年のラリー北海道
2024年の全日本ラリー選手権は早くも終盤戦を迎えており、9月6日~8日、北海道帯広市を舞台に第7戦のラリー北海道が開催された。同ラリーは日本屈指の高速グラベル戦で、序盤から激しいタイム争いを展開。そのなかで安定した走りを披露したのが、オーストラリア・ラリー選手権で2度のチャンピオン経験を持つハリー・ベイツだった。ラリー北海道は初参戦だったが、TOYOTA GAZOO Racing AUSTRALIAのベイツはENDLESSのブレーキパッドを採用した56号車「GR YARIS Rally2」を武器にSS1でベストタイムをマーク。その後もコンスタントな走りでレグ1を2番手でフィニッシュすると、レグ2でも3回のSSウインを獲得するなど素晴らしい走りでポジションをキープし、2位で表彰台を獲得した。

ベイツに続いたのが、NUTAHARA Rally Teamの奴田原文雄で、ENDLESSのブレーキパッドを採用した54号車「ADVAN KTMS GRヤリスラリー2」で安定した走りを披露。SS2でベストタイムをマークするとその後は抜群の安定感でポジションをキープし、第4戦のラリー丹後、第6戦のラリー・カムイに続いて今季3度目の表彰台を獲得した。

そのほか、SUBARU TEAM ARAIの新井敏弘もENDLESSのブレーキシステムを装着した55号車「SUBARU WRX S4」で安定した走りを披露。車両重量が重く、Rally2車両やR5車両などの国際モデルの後塵を浴びることとなったが、それでも第2戦のツール・ド・九州、第3戦の久万高原ラリーに続いて今季3度目の4位に入賞した。

さらにTHREE FIVE MOTORSPORTの福永修もENDLESSのブレーキパッドを装着した53号車「OSAMU焼肉ふじ☆CTE555ファビア」で躍進。第1戦のラリー三河湾、2戦のツール・ド・九州、第3戦の久万高原ラリーで表彰台を獲得した福永はラリー北海道でも安定した走りを披露し、国内屈指の高速グラベルラリーで6位入賞を果たした。

一方、JN1クラスに眞貝知志を要するTOYOTA GAZOO Racing WRJもENDLESSのサポートチームで、ラリー北海道には眞貝および大竹直生の2台体制でエントリー。これまで眞貝はENDLESSのブレーキパッドを装着した「GR YARIS GR4RallyDAT」を武器に第2戦のツール・ド・九州から第5戦のモントレーまで着実に入賞を果たしてきたが、ラリー北海道では眞貝の60号車にマシントラブルでリタイアに終わった。

さらに61号車「GR YARIS GR4 Rally」でラリー北海道に挑んだ大竹は、SS2でロールオーバーを演じながらも5番手でレグ1を終えていたのだが、レグ2のSS12でマシンが炎上してしまい、そのままリタイヤすることなった。

そのほか、LUCK with ROOKIE Racing RALLY Team の勝田範彦もENDLESSのサポートドライバーで、ENDLESSのブレーキパッドを装着した52号車「GR YARIS Rally2」を武器に素晴らしい走りを披露。残念ながらコースアウトでリタイアを喫したが、開幕戦のラリー三河湾、第3戦の久万高原ラリーと2勝をマークするなどシーズンを通して素晴らしい走りを披露している。

また、MATEX-AQTEC RALLY TEAMもENDLESSのサポートチームで、ENDLESSのブレーキシステムを採用した59号車「MATEX-AQTEC DL GRヤリス」を武器に柳澤宏至が7位でフィニッシュ。さらにKAYABA Rally TeamもENDLESSユーザーで、ラリー北海道はリタイアに終わったが、ENDLESSのブレーキシステムを採用した「カヤバGRヤリス」を武器に石黒一暢が開幕3戦で入賞を果たした。

一方、JN2クラスに目を向けるとLUCK Jr RALLY TEAMで65号車「名古屋スバルラックDL WRX」を駆る三枝聖弥やUCK RALLY TEAMで67号車「ラックDLモビリティ東名古屋GRカローラ」を駆る松岡孝典もENDLESSユーザーで、ENDLESSのブレーキシステムを採用したマシンで躍進。ともにリタイアに終わったが、三枝は第2戦から第4戦にかけて3連勝を果たすほか、松岡は第6戦のラリー・カムイで優勝したことは記憶に新しい。

さらにピックアップトラックやSUVで争われるXC2クラスでは、TCP-MAGICの寺川和紘がENDLESSのブレーキパッドを装着した111号車「TOYOTIRES MAZDA CX-5」で安定した走りを披露。第6戦のラリー・カムイに続いて2戦連続で2位入賞を果たした。

このように明暗が別れるシーンもあったが、2024年のラリー北海道でもENDLESSのサポートチーム&サポートドライバーが躍進。上位争いを展開しているだけに最終戦のラリー・ハイランドマスターズでもENDLESS勢がリザルトおよびポイント争いを左右するに違いない。