価格と性能のトータルバランスを両立。
熱処理とスリット加工を施した1ピースローター
BASIC SLIT / ベーシックスリット


※実際の商品・パッケージとは色や仕様が異なる場合がございます。
価格と性能のトータルバランスを両立。
熱処理とスリット加工を施した1ピースローター
BASIC SLIT

材質:FC鋳鉄(ねずみ鋳鉄)
形状:1ピースタイプ
特殊熱処理加工済み
スリット形状:カーヴィングスリット

フロント/リア:各17,600円~(税込価格)/枚
※1枚あたりの価格となります。
サーキット走行をされた1ピースタイプブレーキローターの管理・交換時期について

 サーキット走行による温度上昇・下降の繰り返しにより、ブレーキローターには過度の負担がかかります。 こういった状態でご使用を継続することにより、ブレーキローターの破損等の恐れがございますので、サーキット走行をされる方は、最低でもブレーキパッド交換2回に対し1回はブレーキローターも交換してください。ただし、ブレーキローターにヒートクラックが多数見受けられるような状態の場合は、ブレーキパッドの交換と同時にブレーキローターの交換もお願いいたします。

また、使用期間におきましても、錆や腐食等経年劣化によりブレーキローターが破損する場合もございますので、最低でも2年に1回の交換を推奨いたします。
価格と性能のトータルバランスを両立。熱処理とスリット加工を施した1ピースローター

ブレーキパッドが本来もっている性能を引き出し、最適なブレーキ性能を発揮させることが、ブレーキローターの大事な役割です。『BASIC SLIT』は、エンドレス独自の特殊熱処理とエンドレスブルーの耐熱塗装を施すことで、その役割を十二分に発揮する高品質なブレーキローターです。また、低価格設定とすることで、すり減ったローターの交換用やストリート~サーキット走行用として、幅広いユーザーに使用していただけます。

一部車種にはベーン数を増やし冷却効率をUPした多ベーンタイプを採用
サーキット走行ではブレーキローターが非常に高い温度になり、結果としてブレーキパフォーマンスの低下やブレーキローターのジャダー(振動)を引き起こします。 『Basic Slit』の一部品番では、ブレーキローター内部のベーン(通風孔)の形状を見直すことで、ブレーキローター温度の上昇を極力抑える仕組みを採用しております。この技術により、同ローターサイズであっても高負荷使用時における熱容量不足を軽減させます。


※適合車種は下表をご覧くださいませ。
多ベーンローター採用「BASIC SLIT」一覧

純正ローターとBASIC SLITのローター表面温度比較 ~スイフトスポーツZC33Sの場合~

スイフトスポーツ(ZC33S)用BASIC SLIT『ER805BS2』を多ベーン化することにより、純正のブレーキローターと比較した際に高負荷時での温度上昇を抑制させることに成功しました。

自社のダイナモテスターを使用し、純正ブレーキローターとスイフトスポーツ(ZC33S)用BASIC SLIT『ER805BS2』の温度比較を行いました。

[一連のテストの平均温度]
純正ブレーキローター温度が547.7℃に対し、弊社ベーシックスリットでは492.7℃と、純正純正ローターに比べると-55℃程弊社のベーシックスリットの方が低くなっております。

[平均摩擦係数(ブレーキの摩擦力)]
高負荷時でのローター温度上昇を抑制することにより、ブレーキパッドが持つ摩擦係数(つまりブレーキの摩擦力)は高い数値を維持させることができ、ブレーキパフォーマンスの向上を実現します。
今回のテストでは、純正ブレーキローター使用時の平均摩擦係数は0.48μですが、弊社ベーシックスリット使用時の平均摩擦係数は0.54μと若干ではありますが平均摩擦係数は高くなっております。


※比較に使用したBASIC SLITローターは、スイフトスポーツ(ZC33S)のフロント用となります。
※自社テストとなります。使用状況・環境の違いにより同等の性能が発揮されない場合もございます。
SUZUKI スイフトスポーツ(ZC33S)専用BASIC SLIT(ER805BS2)と純正ブレーキローターを使用し、断続的なブレーキングをダイナモテスターにて再現した際の温度変化推移をグラフにしております。(縦軸は温度、横軸は時間)
赤いラインは純正ブレーキローター、青いラインは『ER805BS2』となります。

純正ローターとBASIC SLITのローター表面温度比較 ~86(ZN6)/BRZ(ZC6)の場合~

エンドレスでは様々な研究データを元に、86/BRZ用のBASIC SLIT(※)を多ベーンローター化しました。これにより純正のローターに比べ、高温域でのローター表面温度が約70度ほど下回ることができました。スタート時からの低温域ではオーバークールになることがなくスムーズに温度が上昇し、全域でブレーキパッドの適正温度域を有効に活用することが可能となりました。


※比較に使用したBASIC SLITローターは、86 ZN6(GT,GTリミテッド) 12.4~用もしくはBRZ ZC6(S/R 17インチパフォーマンスパッケージ) 12.4~のフロント用となります。 ※※自社テストとなります。使用状況・環境の違いにより同等の性能が発揮されない場合もございます。