SUPER耐久2017 レースレポート
第3戦 13号車 鈴鹿サーキット
[予選/6月10日(土)] 13号車 7位
Aドライバー/小河 諒…… 6位  AM 10:05〜10:25 ドライ
Bドライバー/高橋 翼…… 4位  AM 10:55〜11:15 ドライ
Cドライバー/花里 祐弥…… 2位  AM 11:50〜12:20 ドライ
予選レポート
開幕戦、第2戦と連続して表彰台に上がっているがいちばん高いところには届いていない。16シーズンのチャンピオンとしては、そろそろ上がっておかないと、連覇の夢が消えてしまう。
今シーズンの鈴鹿ラウンドも昨シーズンに引き続き、予選は勝ち抜け方式で行われた。
まずはタイムアタックが行われる。当チームが走らすハチロクはST-4クラス。このST-4クラスはGr.2(ST4/5クラス)で走り、A/Bドライバーの各ベストタイムの合算で順位が決められる。今回のレースでは参加14台中、決勝へ進めるのは13台。通常の予選だとこの時点で予選落ち1台が決まる。しかし、この鈴鹿ラウンドではタイムアタック方式の予選で決勝へいけるのが確定するのは11台のみで、予選通過ができなかった3台は[セカンドチャンス100]と呼ばれるレースで、クラス上位2台に入らないと決勝へ進めない。
昨シーズンはタイムアタック方式での予選通過は、各クラス3台。それに比べたら厳しさは緩和したが、わずかなミスが許されない。しかもこの[セカンドチャンス100]で勝ち上がってきても、他のマシンに比べると100分、余分に走っているわけだからマシンへの負担が増大している。とにかく、イッパツ通過を狙って予選に挑んだ。


この日の鈴鹿は25℃を超える夏日。路面温度も45℃を超えていた。国内のサーキットとしては、5.8㎞とコース距離は長い。他のクラスも含めて、クラス上位のつけたほとんどのチームが、コースイン直後にベストを叩き出し、翌ラップにはピットに戻ってくると言う集中したタイムアタックを見せていた。
最もグリップ力が発揮できるのは1ラップ。ここでしっかりとタイムをだしたい。小河はややコースが空くのを待ってからコースイン。2ラップ目にアタックするが裏のストレートで他マシンに引っかかり、2分23秒台に終わってしまう。トップは20秒台に入ろうかと言う2分21秒032。一度、前後のマシンがいなくなるのを待ち、4ラップ目に再アタック。本人も「ほぼ完璧にアタックできたけど、最も美味しいところじゃなかったから、これ以上は無理でした」と振り返る。結局、小河はこのグループの6番手にとどまる。
Bグループの高橋がアタックするときには、外気温は27℃、路面温度47℃とさらに上昇。厳しい状況の中でのアタックとなった。このグループでも速さを見せたのは、86号車のハチロク、S2000、ロードスターも上位に食い込み、高橋は2分23秒台にまで詰めていたが6番手止まり。結局、当チームのハチロクは、クラス7番手となった。敗者復活レースの[セカンドチャンス100]で戦うことはなくなったが、トップチェッカーを狙うには、やや厳しいポジションからのスタートとなってしまった
[決勝/6月11日(日)] 13号車 3位
PM 12:34スタート 4時間レース(PM 16:35チェッカー)ドライコンディション
決勝レポート
決勝当日は前日に比べると、肌寒さを感じる梅雨っぽい天候となった。午前中のフリー走行で各部をチェック。決勝レースのスタートは高橋、2番手には花里、そして小河がラストスパートする作戦で挑むこととなった。

12時30分過ぎ、S/C(セーフティカー)に誘導されてローリングが始まる。12時34分過ぎ、S/Cが抜け、A.Grがスタートを切る。数百メートルの間隔を開けて戻ってきたB.Grもスタートを切る。最も混乱する中段グループからスタートを切る高橋。接触だけは避けたい。無理をしなかったこともあり9番手まで後退するが、9番手に上がっていたシビックの背後に付け、ポジションアップのチャンスを狙う。7ラップ過ぎには後方からラップタイムで20秒以上も速いST-Xクラスのマシンが急接近。ラインを譲りつつの走りとなるが、このタイミングでシビックをパスして8番手に浮上。追い上げ体制に入る。
ところが17ラップ過ぎ、シケインでST-Xクラスのベンツから外れたタイヤがコース上に……。これでセーフティカーが入る。スタートから約40分が過ぎたところだった。当チームはここで当初、予定していた作戦を変更して1回目のピットストップを行う。長い走行になることを予想してタイヤ交換、ガス満タン、ドライバーも小河にしてコースに送り出す。ピットストップするチームもあればしないチームもあり、この作戦変更がどういう結果になるかは分からない。21ラップ過ぎ、S/Cが抜け、レース再開。S/Cが入る前と同じ8番手からのレース再開。当チームの前にはピットストップしていないマシンもいることから、この時点では当チームのピットストップは正解と言うことになる。
小河は25秒台にラップタイムを上げ、追い上げに入る。24ラップ目には6番手に浮上。前には最大のライバルでもある86号車のハチロクがいるが、1〜2秒も速いタイムで逃げていく。予選の時と同じで、格上のクラスのマシンかのような速さだ。36ラップ目、5番手に浮上するも、86号車と開幕戦から速さを見せているS2000がハイペースで逃げていく。予選で速さを見せていた55号車のハチロクは、トラブルからかコース上でストップ。これに対しペナルティが科せられ後退。54号車のロードスターもジワジワと迫ってくる。

随所で熱いバトルが繰り広げる中、まず最初に2回目のピットストップに入ったのは、この時点(56ラップ目)で2番手につけていたS2000。59ラップ目にトップに躍り出ていた86号車のハチロク。当チームは61ラップ目のピットストップ。再び、高橋がタイヤ交換、給油したハチロクに乗り込む。コースインした時のポジションは5番手。ただ、2台がまだピットストップしていないので、事実上の3番手。なんとかS2000とハチロクに喰らいついてチャンスを見出だしたいのだが、とにかく、前をいく2台は速い。高橋のラップは26秒台。ST-4クラスのほとんどのマシンが26〜28秒台でラップを重ねていることを考えれば、高橋のタイムはけっして遅いわけではない。逆に速い方だ。ところがトップ2台は24秒台……。
結局、当チームのハチロクは3番手でのチェッカーに終わる。3戦連続の表彰台となるが、ランキングでトップにつけるハチロク、さらには2番手に付けるS2000も3戦連続の表彰台。
残り3戦をポール・トゥ・ウィンできれば、0.5ポイント差で連続タイトルを奪取できるが、ポールを逃した時点で自力でのタイトル奪取の夢はかき消されるところにまで追いつめられてしまった。なにが起こるかわからない。過去に何度も大ドン返しは起きているし、仮にタイトル連覇が断たれたとしても、エンドレスはエンドレスらしい自分たちの戦い方で挑むだけだ。
次回はオートポリス。九州のファンにもエンドレスの熱い走りを見せるべくオートポリスに乗り込みたいので、応援宜しくお願い致します。
ギャラリー
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